ブラザー工業、能登半島の復興に車両寄贈
日本海に突き出した能登半島は、美しい自然景観と温かい人々で知られています。しかし、最近の地震や大雨被害によって、地域の方々の生活は大きな影響を受けています。そんな中、
ブラザー工業株式会社は、地域の復興に向けた重要な支援を行いました。
ミニバン型乗用車の寄贈
ブラザー工業は、能登半島地震で甚大な被害を受けた
石川県穴水町の復興を支援するため、ミニバン型の乗用車を1台寄贈しました。この寄贈の実施には、災害救助活動を手掛ける
NPO法人レスキューストックヤードの協力が不可欠でした。ブラザーの関係者は現地を訪れ、町の社会福祉協議会や復興に従事する方々と意見を交わし、寄贈車両を何に活用するかをしっかりと検討しました。
仮設住宅の訪問や物資の運搬など、地域の必要に応じた形で活用される予定です。
寄贈式は、2023年10月16日に、穴水町の
さわやか交流館プルートで行われました。式典には穴水町の
吉村光輝町長」「大島秀文会長(穴水町社会福祉協議会)」「栗田暢之代表理事(レスキューストックヤード)」「小池利和会長(ブラザー工業)」が出席し、地域の復興に向けた意気込みを新たにしました。
大雨の被害への支援
また、ブラザー工業は、2023年9月に発生した能登半島の大雨被害に対しても支援を行いました。抗議の意を込めて、ブラザーグループはNPO法人
ジャパン・プラットフォームに300万円の寄付をすることを決定。このような迅速な行動は、地域の復興に向けた強い意志を示しています。
両方の災害に対して、ブラザーが行った寄付は、1月にも実施しており、能登半島地震を受けて1,000万円もの寄付を行っています。これらの寄付活動は、東日本大震災をきっかけに始まった従業員による寄付制度
「絆ファンド」を通じて実施されています。
この制度は、2012年度に設立され、さまざまな災害支援のために活用されています。
地域との絆
ブラザー工業の寄付や支援活動は、地域との絆を深め、被災者の皆さんに希望を与える重要な役割を果たしています。企業の社会的責任がますます重視される中、ブラザー工業のような行動は、一つの模範となります。
能登半島の復興への道は長いですが、ブラザーの支援がその一助となることを期待しています。地域の方々が笑顔を取り戻し、元の生活に戻るための支援が続くことを願っています。