長野市で「NASC OPEN DAY」を開催
新しい産業の創造に向けた共創の場「めぐる、つながる NASC OPEN DAY」が、2025年1月31日(金)に長野市の芸術館アクトスペースで開催される。このイベントは、長野市を中心に活動するNAGANOスマートシティコミッション(NASC)が主催し、地域社会と企業・団体のつながりを深めることを目的にしている。
イベント概要
開催日:2025年1月31日(金)13時30分-17時30分
会場:長野市芸術館アクトスペース
住所:長野県長野市大字鶴賀緑町1613番地
参加対象:NASC会員企業の社員、市内企業社員、各種団体職員、市職員、市民、共創に興味がある方々
参加費:無料
申込サイト:
こちら
参加者は、NASCの活動や共創事業アイディアの展示に触れることで、新たなビジネス機会を見出すチャンスが得られる。参加は誰でも可能で、地域の共創を促進する新しいアイディアを持つ人々が集まる。
イベントのプログラム
当日は、NASCの活動についての紹介に始まり、講演やプレゼンテーションが行われる。特に注目すべきは、渋谷の共創プラットフォームを立ち上げた野村幸雄氏の講演だ。彼は「共創から企業が共に成長していくために大切なこと」を語り、企業がどう多様な主体と共に進化していくかについて示唆を与える。
また、共創プレゼンテーションでは、各チームが独自の事業アイディアを発表する。移住促進プラットフォームや地域資源を活用した観光プランなど、多様な展示が予定されている。ここからアイディアのインスピレーションを得ることができるだろう。
革新的な地域づくり
特に、「NAGANO A→SETプロジェクト」による持続可能な農業サービスのプレゼンテーションも見逃せない。荒井克人氏が登壇し、地域の中山間地の発展を目指した取り組みを紹介する。このプロジェクトは、スマート農機を通じた地域資源の効果的利用を評価し、中山間地域から新しい農業モデルの実現を試みる。
さらに、共創テーマ別交流会では、暮らし、まちのインフラ、健康、観光など多彩なテーマごとに参加者がグループセッションを行い、それぞれの視点から持続可能な社会を築くための対話を深める場が設定されている。
こうした新しい試みは、長野市が目指す未来の姿、すなわち「世界一、スローとデジタルが共生したライフスタイル」の実現に向けた重要なステップとなる。
参加者への期待
また、地域の中小企業や団体も活用できる機会が豊富に用意されている。長野には多くのリソースが眠っており、それを活用することで地域全体が活性化する可能性を秘めている。市民や企業の積極的な参加が呼びかけられており、このイベントが新たなビジネスチャンスをもたらすことへの期待が高まっている。
このように、NASC OPEN DAYは単なる発表の場に留まらず、共創の精神に基づいた新たな価値の創造を通じて地域の未来を切り拓く重要なイベントとなることが期待されている。地域社会の活性化をさらに加速させるために、多くの参加者の活躍やインスピレーションに満ちた場となることを願ってやまない。
詳細は
公式サイトで確認してほしい。興味がある方は準備を整え、当日の参加を心待ちにしている。