岡山大にフランス官来訪
2025-08-07 00:36:30

岡山大学にフランス大使館科学技術部の担当官が訪問!新たな国際連携の兆し

岡山大学にフランス大使館科学技術部の担当官が訪問



2025年8月4日、岡山大学の高等先鋭研究院に位置する惑星物質研究所に、在日フランス大使館の原子力科学官、ジャン=バティスト=ボルド氏が訪れました。この訪問は、鳥取県三朝町で行われた「第68回キュリー祭」の記念式典に参加するためのもので、同日には三朝町の赤坂英樹副町長も同行しました。

訪問初めに、研究所の芳野極所長がその概要や主な研究活動について詳しく説明し、関係者で記念撮影を行いました。続いて、芳野所長は惑星物質物理学部門にて、先進的な高温・高圧実験に関する研究紹介を行いました。ボルド氏は、岡山大学が保持している世界で唯一の六軸加圧式川井型超高圧発生装置や、一軸加圧式の装置を視察し、これらが惑星形成や進化の理解にとって重要な役割を果たしていることを知る権利を得ました。

また地球惑星分析部門では、小林桂副所長が小惑星探査機「はやぶさ2」のリュウグウ試料に関連する研究成果について発表しました。実際の試料とそれに伴う分析機器を用いた研究の流れを説明する際、ボルド氏は高い関心を寄せていました。

意見交換の場では、ボルド氏がフランス政府の政策について触れ、特にアジア太平洋地域における科学外交の強化に乗り出していることを説明しました。特に気候変動や宇宙科学、原子力およびエネルギー分野における国際的な連携の重要性について議論されました。また、将来的には研究資金の支援やフランスの研究機関との協力についても提案がありました。

このような懇談を通じて、岡山大学および惑星物質研究所は今後の国際共同研究に向けた連携が期待されます。岡山大学は地域中核・特色ある研究大学として、科学研究の最前線での取り組みを強化し、地域社会および地球環境への貢献を続けています。これからの岡山大学の活動に大いに期待したいと思います。

岡山大学の位置

若干の報告として、岡山大学は国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」の支援にも取り組んでおり、これにより研究機関としての信頼性や国際的な評価も高まっています。今回の訪問を契機に、さらなる国際的なコラボレーションが実現することを期待しています。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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