新たなITスタートアップ支援プログラム『DoMINUS』の登場とその魅力

新たなITスタートアップ支援プログラム『DoMINUS』の登場

SDIソリューションズ株式会社が2022年6月20日より、創業5年未満のITスタートアップ企業向けのビジネス支援プログラム『DoMINUS（ドミナス）』のエントリーを開始しました。本プログラムは、ITスタートアップの成長を総合的に支援することを目的としており、開発環境の無償提供や資金調達サポート、プロフェッショナルチームによるアドバイザリー支援を行うことで、企業が次のステップに進むためのリソースを提供します。

DoMINUSの特長

『DoMINUS』のプログラムには以下のような注目すべき特徴があります。

1. 無償のサービス開発インフラ環境の提供

エントリーに成功した企業は、SDIソリューションズのパートナーであるNuetrix Cloud Japanのクラウド基盤を、原則として半年間無料で利用できます。この期間中には、サービス設計の技術支援やアプリケーションの初期バージョンのローンチまで、各企業のニーズに応じたリソースが提供されます。

2. 資金調達サポート

参加企業は、提携しているベンチャーキャピタルによる出資を優先的に案内されます。また、資金調達に必要なノウハウや効果的なピッチ手法も指導してもらえるため、“出資を受けやすい”環境が整います。

3. 専門家によるアドバイザリー

スタートアップ企業は、特に人材や経験が不足しがちです。そこで、『DoMINUS』に登録した企業には、経営戦略やサービス開発、IT関連の専門家が集まっています。こうしたアドバイザリーメンバーがビジネスモデルの成功に向けて必要な戦略を構築します。

4. DXツール導入の個別コンサルティング

最近では、業務システムを効果的に取り入れることが求められています。そこで、SFAやCRMといったスタートアップに必要な業務システムの導入に際して、個別のコンサルティングサービスも提供しています。

参加条件とエントリーフロー

『DoMINUS』のプログラムに参加するには、以下の条件を満たす必要があります。

- 創業年数：5年未満のスタートアップ企業
- 資金調達：プレシード、エンジェル、シード、シリーズAまでの出資状況にある企業
- 事業領域：ITを活用した新サービスモデルを検討している企業

エントリーは、専用のウェブサイトから可能で、書類審査を通過後にオンライン面談が行われます。最終的には出資獲得や開発環境の無償提供が決定することとなります。

SDIソリューションズの意気込み

SDIソリューションズの代表である奥村泰志氏は、次のようにコメントしています。「新たな技術やサービスを創造することは容易ではないが、その中で挑戦する方々を支援していくことで、クラウドベースの革新的なビジネスを市場に展開してほしい」との思いを強調しました。彼は、アドバイザリーメンバーが実際のビジネスシーンで活躍しているプロフェッショナルであることも強調しており、参加企業が次なる成功を収めるためのサポートに全力を尽くす意向を示しています。

この『DoMINUS』プログラムは、ITスタートアップにとって大きなチャンスとなることが期待されています。新たなアイデアを持つ企業の参加が待たれます。