足利銀行、FOLIOの投資一任プラットフォーム「4RAP」を初導入

日本の地域金融界に新たな風が吹き込まれました。株式会社FOLIOホールディングスの子会社であるFOLIOは、足利銀行への投資一任プラットフォーム「4RAP」の導入を発表しました。この動きは、地域銀行としてのアイデンティティを生かしながら、顧客の資産運用ニーズに応える新たなステップを意味しています。

4RAP導入の背景と目的

「4RAP」とは、FOLIOが提供するSaaS型の投資一任プラットフォームであり、様々な金融機関で導入が可能です。このプラットフォームの特徴は、運用基盤システムと運用商品が統合されていること。足利銀行では、このサービスを中長期的な視点に立った資産運用支援の中核として取り入れることを決定しました。

従来のファンドラップサービスでは、顧客一人一人に一つの運用コースを提供するという制約がありましたが、足利銀行が導入する「4RAP」では、資産の性質や目的に応じた複数の運用コースが設定可能です。「あしぎん投資一任サービスＳＴＯＲＹ」として提供され、地域銀行としては初めての試みとなります。これにより、顧客は自分自身の運用目標に応じたサービスを選択できるようになります。

あしぎん投資一任サービスＳＴＯＲＹ

このサービスは、投資信託口座を活用するファンドラップ形式で、ゴールベース資産管理を支援します。具体的には、顧客のライフステージや資産背景を考慮し、専門の行員が長期投資に適したポートフォリオを提案します。新しいサービスでは、顧客が将来の目標を基に資産運用プランを設計し、継続的なフォローアップを受けられる仕組みが整っています。

FOLIOが提供する福利厚生

「4RAP」を通じて、FOLIOは顧客にオーダーメイドの投資運用サービスを実現します。また、ペーパーレス化を実現する対面営業用ツールも完備されており、投資運用の契約管理および運用管理が効率的に行えるようになっています。投資者は、自社のブランドでサービスを展開しながら、FOLIOが提供する多彩なコンテンツを活用することができるのです。

結論

株式会社FOLIOホールディングスは、「明日の金融をデザインする。」というミッションの下、革新的な金融ソリューションを提供し続けています。足利銀行における「4RAP」の導入は、地域銀行としての新しい挑戦であり、多様化する顧客ニーズに寄り添ったサービス展開を図ることで、さらなる成長を目指しています。今後の展開に期待が寄せられています。