モスフードが池袋駅に新業態ドリンクスタンド「Stand by Mos」をオープン
モスバーガーを営む株式会社モスフードサービスが、2024年8月9日(金)に新しいドリンクスタンド「Stand by Mos」を池袋駅にオープンします。ユニークなこの出店は、規格外の野菜を使用することで食品ロス削減の取り組みを進めるエシカルなコンセプトに基づいています。
新店舗の目指すもの
このドリンクスタンドは、いわゆる“もったいない”とされる野菜を使ったドリンクを展開し、都市の生活の中に自然を取り入れることを目的としています。モスフードは、全国117産地、2,379軒の契約農家との関係を継続的に強化し、農薬や化学肥料の使用を削減。これにより、使用される野菜は高品質かつエシカルです。
また、池袋駅は一日あたりの乗降客数が約40万人とされ、外出制限の解除後も人流が回復傾向にあり、非常に戦略的な立地です。小型店舗としての特性を活かし、今後の展開の基盤を築く狙いがあります。
「Stand by Mos」のこだわりメニュー
「Stand by Mos」では、ドリンクの主材料として、廃棄予定の規格外野菜やその端材を選んで使用。看板商品の「しっかりトマトなモストマトジュース」は、無駄になるトマトとパタゴニアソルトを使用し、加熱処理なしで仕上げた真のトマトジュースです。自然の味を楽しめ、成人が一日で必要とする350gの野菜摂取量の約半分にも達します。
さらに、「ほっこりスパイシーなモスジンジャーラテ」や、「さっぱりリフレッシュ!モスレモネード」など、他にも多彩なメニューが揃います。これらはすべてモスバーガーで使用される新鮮な生野菜や果物を活かしたものばかりで、その味わいはまさに他にはない体験を提供します。
持続可能な取り組み
モスフードサービスは、スタンドのコンセプトとして“いつでも自然を、あなたのそばに”を掲げています。都市生活の中でも季節感を感じられるドリンクを通じて、消費者に野菜摂取の楽しさや重要性を伝えたいと考えています。食品ロスを削減しつつ、地域生産者を支援するこの取り組みは、今後の外食産業における一つのモデルケースともなるでしょう。
是非、池袋駅で新たな形のドリンク体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。