企業のリスク管理が変わる!「RiskAnalyze for kintone」の新機能
KYCコンサルティング株式会社(KYCC)は、新たにアップデートされた「RiskAnalyze for kintone」を発表しました。このアップデートでは、企業がKYC(Know Your Customer)業務をより効率的に遂行できるよう、モニタリング機能と一括検索機能の2つの新しい機能を追加しました。これにより、企業はコンプライアンスや反社チェックのプロセスを一層強化することができます。
機能詳細
1.
モニタリング機能
企業名や代表者名などのリスク情報を継続的に監視し、変化が生じた際には通知が届くようになりました。この機能は、コロナ禍を背景に増大したコンプライアンス要件に対応するためのもので、新規取引先だけでなく既存の取引先へのフォローアップチェックにも役立ちます。
2.
一括検索機能
kintoneの一覧画面に設定されている条件をそのまま利用し、複数件のレコードを一度に検索できるようになりました。これにより、担当者に求められる手作業が大きく削減され、業務のリードタイムが短縮されるだけでなく、大量データの高速チェックも実現しました。
有料プランの提供
これまで無料で提供されていたこれらのサービスについて、KYCCは今後有料プランとして正式に提供を開始することを発表しました。企業のニーズに応じて最適なプランを用意し、機能の継続的改善や安定したAPIの提供なども含まれています。
サイボウズとのパートナーシップ
KYCCは、サイボウズ株式会社のオフィシャルパートナープログラムにも参画し、kintoneとの連携を強化しています。これにより、KYC業務に関するDXを共同で進め、kintoneユーザーがより簡単に「RiskAnalyze」を利用できる環境を整えることが目指されています。
KYC業務における課題の解決
企業は近年、コンプライアンスの強化が求められています。従来は手作業が多く、データが部門間で分散することから、効率的なKYC/AML対応が難しいとされてきました。このような課題を解決するため、KYCCはこれまでに「RiskAnalyze for Salesforce」を通じて多くの企業のCRM統合に貢献してきた実績を持っています。今回のアップデートによって、kintoneユーザーからの要望であった反社チェックの迅速化が実現しました。
導入メリット
「RiskAnalyze for kintone」の導入により、以下のメリットがあります。
手動での検索が減り、文書の読み込みや判定作業の自動化によって作業時間を大幅に短縮します。また、一括検索機能の導入により、さらに効率的な運用が可能です。
kintoneの中で一元管理されるため、判断基準の統一が可能になります。これにより、組織全体のコンプライアンス品質が向上します。
kintoneアプリに合わせたKYCワークフローの最適化が可能で、モニタリング機能により継続的な管理も実施できるようになります。
反社・コンプライアンスチェックの迅速化
「RiskAnalyze」とは、反社会的勢力やコンプライアンスに関する情報を提供する国内最大級のデータベースを活用したツールです。全国で1,000カ所、海外では240カ所以上からリスク情報を集積し、AIを用いることで迅速に情報を提供します。
2025年6月時点で、導入企業は1,300社を超え、さらなる利用が期待されています。このように、が高品質のチェックをわずか0.4秒で実施することができ、企業にとっては非常に有用なツールとして位置づけられています。
公式サイトでは、無料デモ体験も提供しており、実際のレポート作成を体感できる機会も設けています。また、KYCコンサルティングについての問い合わせも歓迎されています。
KYCコンサルティング株式会社について
KYCコンサルティング株式会社は、東京都千代田区に位置し、リスクマネジメントや反社チェックの重要性を認識した代表の飛内尚正によって設立されました。企業のリスク管理を強化するため、最先端の技術と膨大なデータベースを駆使しています。
公式サイトURL:
https://www.kycc.co.jp/