顧客体験重視のパリミキが経営変革研修にトーチリレー代表・神保拓也氏を招致
経営変革を進めるメガネ業界大手のパリミキ(株式会社パリミキ)が、国内約600店舗の全店長を対象とした研修に、株式会社トーチリレー代表取締役の神保拓也氏を特別講師として招致しました。
神保氏は、三菱UFJ銀行や外資系コンサルティング会社での経験を経て、2010年に株式会社ファーストリテイリングに入社。人事部におけるグローバル採用や、社内経営者育成機関の立ち上げ、サプライチェーン改革などを担い、2020年にトーチリレーを創業しました。
トーチリレーは、経営変革を進めるためのコンサルティングや人材育成、研修など、多岐にわたる支援を行っています。パリミキとは、2023年から支援を開始し、社長直下の経営幹部に向けた9ヶ月間の研修を実施済みです。
今回の研修は、パリミキが顧客体験重視の店舗運営へと変革を進める中で、従業員の意識改革と人材育成を強化するために行われます。
研修内容:トラスタイズ経営を実践するための5つの原則
今回の研修では、神保氏が「トラスタイズ経営」をテーマに講義を行いました。「トラスタイズ経営」とは、売上・利益を追求する「マネタイズ経営」とは異なり、顧客との信頼関係を築き、長期的な関係性を育むことを重視する経営理念です。
研修では、「トラスタイズ経営」の実践方法として、5つの原則が紹介されました。参加者は、これらの原則を理解し、自身の店舗運営にどのように活かせるかを考えました。
ワーク:課題特定と解決策を探る「5つの質問」
講義後には、神保氏と参加者との直接対話セッション「一悶一灯」が行われました。このセッションでは、参加者それぞれが抱える課題や悩みを共有し、神保氏が具体的な解決策を提示しました。
参加者からは、「トラスタイズ経営」を実践する上で難しいと感じていることや、部下との信頼関係構築方法に関する質問が多く寄せられました。神保氏は、これらの質問に対して、具体的な事例を交えながら丁寧な回答を行いました。
参加者からの声
研修を終えた参加者からは、「トラスタイズ経営の考え方に共感した」「問題設定の重要性に気付かされた」「スタッフとの信頼関係構築について改めて考えるきっかけになった」といった前向きな声が聞かれました。
トーチリレーの経営変革支援
トーチリレーは、企業規模に関わらず、あらゆる企業を対象に、経営変革支援を行っています。経営者や従業員の悩みを徹底的に分析し、根本的な問題解決をサポートすることで、企業の成長を支援しています。
神保拓也氏のプロフィール
神保拓也氏は、株式会社トーチリレー代表取締役。ユニクロでの経験を生かし、個人や組織の「心に火を灯す」をコンセプトとした「トーチング」というサービスを展開しています。様々なメディアに出演し、著書も出版しています。
今後の展開
トーチリレーは、今回の研修を通じて、パリミキの更なる顧客ロイヤリティの向上と経営変革に貢献していく予定です。