FinOps Foundation設立
2024-11-29 11:32:06

日立がFinOps Foundation Japan Chapter設立に参加しクラウドのコスト最適化を推進

日立が推進するFinOpsの普及



株式会社日立製作所は、クラウド利用のコスト管理とビジネス価値の最大化を目的とした非営利団体「FinOps Foundation」の一員として、日本初の拠点「FinOps Foundation Japan Chapter」への参画を発表しました。この新たな組織は、12月13日に行われる初回ミートアップから本格的な活動を開始します。日立は、5月からFinOps Foundationの一般会員として活動しており、このたび正式に「FinOps Foundation Japan Chapter」に加わり、日本国内でのFinOps普及を加速させる役割を担います。

この新たな拠点の設立は、日本の企業がクラウドを導入する上で、デジタル変革を実現する重要な一歩とされています。FinOpsは、クラウドサービスの利用状況を可視化し、ビジネス上の意思決定に役立てるためのフレームワークです。特に、データに基づいた迅速な意思決定を促進し、部門間の協力を強化することで、企業の競争力を高めます。

FinOps Foundation Japan Chapterの取り組み



「FinOps Foundation Japan Chapter」は、以下のような活動を通じて日本国内におけるFinOpsの理解を深め、普及を目指します。

1. ミートアップの開催: FinOpsに関する情報共有や意見交換の場を提供します。
2. ドキュメントの翻訳: 重要なリソースを日本語に翻訳し、利用しやすくします。
3. トレーニング支援: 日本語でのトレーニングを通じて、国内のFinOps専門家を育成します。

これらの取り組みは、クラウドの利用コストを管理し、企業の利益向上を実現する上で重要です。地域に根ざした活動を通じ、企業間のネットワークを構築し、知識と経験を共有することで、クラウドサービスのさらなる最適化が期待されます。

FinOps Foundationのビジョン



Linux Foundationの日本担当バイスプレジデントである福安 徳晃氏は、クラウドネイティブなインフラのシフトが企業の利益に繋がることが重要だと述べており、FinOpsはその可視化を実現するための取り組みだと強調しています。日立のリーダーシップやフィナンシャルオペレーションの専門知識が日本市場の発展に寄与することが期待されます。

日立の実績と今後の展望



日立は、Hitachi Application Reliability Centers (HARC)を通じて、お客様のクラウド運用の改善や最適化を支援してきました。この経験を基に、FinOps Foundation Japan Chapterの設立により、より多くの日本企業がクラウドの利点を最大限に活用できるようサポートします。

シニアクラウドアーキテクトの松沢 敏志氏は、FinOps Foundation Japan Chapterの設立に携わったことを光栄に思うと語り、正しい理解を促進し、国内企業が協力し合うことに期待を寄せています。

このような取り組みにより、企業はクラウドの効率性を最大化でき、さらなる成長が見込まれます。

詳細は、FinOps Foundation Japan Chapterの申し込みサイトでご確認ください。


画像1

会社情報

会社名
株式会社 日立製作所
住所
東京都千代田区丸の内一丁目6番6号
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: 日立製作所 FinOps クラウド最適化

Wiki3: 日立製作所 FinOps クラウド最適化

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。