国際宇宙ステーションと宇宙探査の未来を語る
2023年10月28日、文部科学省において、宇宙開発利用部会による第65回の国際宇宙ステーション(ISS)及び国際宇宙探査小委員会の会議が行われる予定です。この的重要な会議は、地球低軌道における活動の未来についての戦略を話し合う場です。
会議の概要
この会議は、令和6年10月28日(火)13時から15時まで行われ、参加方法は文部科学省3F2特別会議室またはオンラインでの参加も可能です。
議題には、今後のISSとポストISSの利用拡大に向けた検討項目が盛り込まれています。また、国際宇宙探査に関連する最近の動向も取り上げられる予定です。各機関からの報告を通じて、宇宙開発の新たな方向性を探ります。
議論される検討項目
主な議題は4つあり、以下の内容が討議される予定です。
1. 今後の国際宇宙ステーション・国際宇宙探査小委員会における検討項目案
2. ISS及びポストISSの利用拡大に向けた日本の地球低軌道活動について
3. 国際宇宙探査ならびにISSを含む地球低軌道の最近の動向
4. その他の関連事項
これらの検討項目を通じて、国内外の宇宙開発における共同作業の重要性が強調されると同時に、日本の役割についても議論されることが期待されます。
参加機関と配付資料
会議に参加する機関には、JAXA(日本宇宙探査機構)、JAMSS(宇宙利用推進機構)、Space BDなどがあり、各機関からこれまでのISS利用に関する報告や、ポストISSに向けた取り組みについても発表されます。文部科学省が発行する資料には、各機関の現状と未来への取り組みが詳述されています。
配付資料は複数のPDFに分かれており、下記のような内容が含まれます。
- - 資料65-1-1:今後のISS利用拡大に向けた検討項目案
- - 資料65-2-1:これまでのISS利用の振り返りとポストISSに向けた利用の取り組み
- - 資料65-2-2、65-2-3:JAMSSおよびSpace BDによるポストISSに向けた取り組み
- - 資料65-3-1:国際宇宙探査を含む最近の動向
未来への期待
この会議を通じて、日本の宇宙開発利用がさらに深化し、国際社会と連携して地球外活動の拡充が図られることが期待されます。 ISSの利用が進む中で、ポストISSの具体的なビジョンが示されれば、今後の宇宙開発の計画や政策にも大きな影響を与えることでしょう。それに伴い、国際的なパートナーシップの構築も重要なテーマとなります。
私たちの生活に密接に関わる宇宙開発の未来に、どのような可能性が秘められているのか、ぜひ注目していきたいところです。