万博設計塾の子どもたち
2024-08-06 09:52:16

大阪・関西万博のパビリオン設計に挑む子どもたちの姿

大阪・関西万博のパビリオン設計に挑む子どもたち



2024年7月27日から始まった「こども建築塾」では、子どもたちが大阪・関西万博のパビリオン設計にトライしています。主催は株式会社類設計室で、この講座は約50名の参加者を8つのチームに分けて行われています。子どもたちは、今までの万博について学びながら、2025年に開催される万博に向けたパビリオンのアイデアをスケッチや粘土を使って形にしています。次回の授業で模型作りに移行し、最終的にはその作品を発表する予定です。

この講座は単なる建築技術の学びにとどまりません。子どもたちは「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマのもと、来場者が快適に過ごすためのパビリオンを提案し、実際に形にしていきます。これは、彼らが将来、世界の建築家としての地位を目指すための大きな一歩となることでしょう。

こども建築塾の意義


今回はわずか数週間の講座ですが、子どもたちが身につけるものは計り知れません。彼らは手を動かし、頭を使ってアイデアを出し合い、チームとして協力することを学びます。それによって、彼らの創造力が育まれることが期待されています。

このような機会を通じて、子どもたちは世界の建築家たちが直面している課題を考え、自身のアイデアを形にしていく過程を経験します。これは、建築だけに留まらず、多くの分野で役立つスキルを身につけることにつながるのです。

未来の建築士を目指す


日本では現在、建築士の数は高齢化が進み、若い世代の数が不足しているという現状があります。そのため、株式会社類設計室は、未来の建築士を育成することを使命とし、教育事業を開始しました。この塾では、デジタルだけではなく、実体験を重視したカリキュラムを設け、子どもたちが実践的な技術を学ぶ場を提供しています。

体験重視のカリキュラム


「こども建築塾」では、単に建築を学ぶだけでなく、実際に手を動かして模型を作ったり、周囲の環境を測定したりする体験型の授業を提供します。体験を通じて、子どもたちは「見る」「触る」「作る」という行為の大切さを学ぶことができます。このようなリアルな体験が、建築に興味を持たせ、将来の進路選択に影響を与えるのです。

教育の新たな提案


当社は、教育事業を50年にわたり続けてきた実績がありますが、その中で常に「新しい学び方」を模索してきました。様々な分野の専門家と連携し、実際の仕事現場を体験できるプログラムを通じて、知識を詰め込むだけではない、実践的な学びを提供します。

今後も子どもたちが建築の楽しさを感じ、未来の可能性を広げることを期待しています。特に、模型選考と発表会の際には、地域の人々にもぜひ参加していただき、子どもたちの成長を共に見守っていただきたいと思います。福祉や環境問題と向き合いながら、持続可能な社会の実現にも貢献できる人材を育てていくのが我々の目指すところです。

子どもたちが自らの手で創り出す未来の建築を、ぜひご覧ください。


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会社情報

会社名
株式会社 類設計室
住所
大阪府大阪市淀川区西中島4-3-2類ビル
電話番号
06-6305-2222

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