竹灯りに照らされたモミジと花の文化園で過ごす特別な時間

竹灯りとモミジのライトアップ

大阪府河内長野市にある花の文化園で、2024年11月29日から12月1日までの期間に「竹灯りとモミジのライトアップ」が開催されます。このイベントは、秋の夜空を背景に約120本のモミジがライトアップされ、幻想的な時間を提供します。

イベントの詳細

このライトアップイベントは、17時30分からのスタートとなっており、最終入園は19時30分です。通常の営業時間は10時から17時ですが、17時に一旦閉園し、その後再開して特別な夜を演出します。入園料金は高校生以上が200円、中学生以下は無料です。また、年間パスポートを持つ方も入園可能ですので、普段から訪れている方には嬉しいお知らせです。ただし、ワンちゃんの入園はできませんのでご注意ください。

もみじ谷の魅力

花の文化園の「もみじ谷」は、約1,500平米の広さに約120本のモミジを植栽しており、小さな流れに架かる木橋を渡っての散策が楽しめます。春には新緑のモミジやシャクナゲ、ツツジが彩りを添え、秋には見事な紅葉が観賞できます。特に、今回のライトアップでは、どの角度からでも美しい紅葉を楽しむことができるでしょう。

竹灯りの魅力

竹灯りは、約500個の手作りの竹灯籠が設置され、来場者を暖かく照らします。これらは、ボランティア団体「フルルガーデン倶楽部」と竹の専門家、池田亮氏の指導によって作られました。竹林の伐採から始まり、専用機材を使って竹を加工して作成された竹灯籠は、全て手作りです。地元の人々の手によって作られた温もりある竹灯りが、来場者を迎えてくれます。

NPO法人フルルガーデン倶楽部

このイベントの背後には、フルルガーデン倶楽部というNPO法人があります。彼らは花の文化園の運営や地域の緑化、福祉活動に貢献しています。2003年に結成されたこの団体は、地域に密着した活動を通じて、自然と人々の絆を深める取り組みをしています。観光だけでなく、地域貢献にも価値を見出した活動は、参加者からも高い評価を受けています。

アクセス方法

花の文化園へのアクセスは、車の場合、阪和自動車道の「美原北I.C.」から約20分の距離にあり、電車では南海高野線または近鉄長野線の「河内長野駅」で下車後、南海バスに乗り換え「奥河内くろまろの郷」で下車、徒歩約10分と便利です。秋の夜長に、ぜひこの幻想的なイベントを楽しみながら、自然の美しさに触れてみてはいかがでしょうか。