サイゴン・タワーのLEED Platinum認証取得について
ダイビル株式会社(社長:丸山卓、本社:大阪市北区)のグループ会社、Daibiru Saigon Tower Co., Ltd.がホーチミン市にて運営する「サイゴン・タワー」が、2023年に環境認証「LEED Operations & Maintenance」の最高位である「Platinum」を取得しました。この認証は、米国のU.S. Green Building Councilが運営するもので、再生可能エネルギーの使用や廃棄物のリサイクル活動など、環境への配慮を評価したものです。
環境負荷軽減への取り組み
サイゴン・タワーでは、2023年から全使用電力をCO2フリー化する取り組みが始まり、翌年には館内でのリサイクル活動をスタートする予定です。これらの施策は、環境負荷の軽減を目的としたもので、タワー内での労働環境の改善にも寄与しています。
「Platinum」認証は、ホーチミン市内のビジネスエリアにある建物の中では特に価値があり、同エリアでの取得はわずか4棟となっています。この成果は、ダイビルの環境への強いコミットメントの表れであり、今後も環境に優しい不動産の開発・運営を続けていく姿勢が示されています。
サイゴン・タワーの概要
このタワーは、ベトナムのホーチミン市、29 Le Duan Streetに位置しており、オフィス、店舗、駐車場の機能を兼ね備えています。建物自体は1996年に竣工し、地上18階、地下2階という規模を誇ります。延床面積は17,986㎡と広く、ビジネスに適した環境が整っています。また、タワーの公式ウェブサイトは
こちらです。
グリーンビルディングへの取り組み
ダイビル株式会社は「環境に優しいビルを次世代へ」を企業のマテリアリティとして掲げ、継続的な努力を重ねています。再生可能エネルギーの導入や省エネ設備の導入により、環境配慮型の建物運営を推進しています。これらの取り組みは、脱炭素社会の実現に向けた重要なステップです。
今後の展望
サイゴン・タワーのLEED Platinum認証取得は、ダイビルが取り組む環境保護の一環であり、国際的な基準に基づく評価を受けた証拠でもあります。今後もグローバルな視点で環境意識を高め、持続可能な社会の実現に向けてさらなる努力を続けていくでしょう。
サイゴン・タワーに訪れる方々にも、この取り組みが少しでも理解され、環境に対する意識が高まることを期待しています。既存の建物においてもこのような環境性能の向上が、多くのビジネスエリア全体に広がっていくことを願って止みません。