新たな拠点「NOTOMORI」の誕生
2024年11月2日(土)、石川県輪島市ののと里山空港内に、仮設飲食店街「NOTOMORI」がグランドオープンしました。このプロジェクトは、「都市と地方をかきまぜる」を理念に掲げる株式会社雨風太陽が参画した一般社団法人のと里山空港飲食事業者協議会の取り組みの一環です。能登地域の復興を支援するため、全国各地から人々を呼び寄せ、地域の活性化を目指しています。
「NOTOMORI」には、地元の特産品を生かした独自の料理を提供する6つの飲食店が揃い、利用者は新鮮な食材を使った郷土料理やカフェメニューを楽しむことができます。また、Wi-Fi完備のカフェ・コワーキングスペースとしても活用でき、ビジネスや観光で訪れる人々にとって便利な場所となります。施設内にはプロジェクターや音響設備が整っており、イベントやセミナーの開催も可能です。
飲食店の概要
「NOTOMORI」には多様な飲食店が展開されており、全ての店舗が地域に密着した特色を持っています。具体的には以下の6つの店舗があります:
1.
SMOCO(カフェ) - 自家焙煎の珈琲や焼き菓子を提供する穴水町のカフェで、テイクアウトも可能です。
2.
香華園(町中華) - 地元民から親しまれる町中華の大衆食堂で、愛され続けるメニューが揃っています。
3.
御食事処 まだら館(郷土料理) - 能登近海の新鮮な魚介類を使用した郷土料理が楽しめます。
4.
のと里山食堂然(カレー) - 本格的なビーフカレーと朝食メニューが特徴の穴水町の飲食店。
5.
芽吹食堂(創作料理) - 地元の食材を活かした創作料理を提供し、地域の自然の恵みを楽しめます。
6.
てらおか堂(肉料理) - 精肉店直仕入れの良質な肉を用いた大衆食堂で、ボリューム満点のメニューが揃っています。
このように、多彩な料理が楽しめる「NOTOMORI」は、訪れるみんなにとって新しい楽しみの場となることでしょう。
食を通じた復興への関与
「NOTOMORI」の開業は、2024年に発生した大地震や大雨災害に苦しむ能登地方への新たな支援策の一環です。代表の高橋博之は、復興の道筋を立てるため、地域の有志と共にこのプロジェクトを推進しました。交通の要所であるのと里山空港に隣接する立地を生かし、訪問者やボランティアが集まる過程で、能登の魅力を再発見し、現地への理解や支援が深まることを期待しています。
営業時間とアクセス
「NOTOMORI」は、毎日異なる営業時間で運営されます:
- - 朝食営業:6時〜9時
- - カフェ・コワーキングスペース営業:9時〜17時
- - 夕食営業:17時〜22時
アクセスはのと里山空港第一駐車場内、駐車場も完備(約900台)しているため便利です。さらなる詳細や予約に関しては、公式Webサイトを必ず確認してください。
公式Webサイト:
NOTOMORI
新たに誕生した「NOTOMORI」は、地域の復興だけでなく、訪れるすべての人々にとっての交流の場としても期待されています。これからの能登の未来に、ぜひご注目ください。