大阪・関西万博で「紙飛行機プロジェクト」がフライト
2025年に開催予定の大阪・関西万博では、学生団体「おりがみ」が進める「紙飛行機プロジェクト」が大きな注目を集めています。このプロジェクトは、参加者が大切な言葉を紙飛行機に託し、その瞬間を動画や写真で撮影する取り組みです。集まった作品は万博会場で上映され、教育や文化の交流を促進します。
プロジェクトの概要
「紙飛行機プロジェクト」は、単なるアートの枠を超え、国籍や性別、障害の有無にかかわらず、誰もが参加できる共生社会を目指しています。すべての投稿者が、個々の思いを持って自分の大切な言葉を表現し、世界とつながることが期待されています。執行責任者である戸田拓夫氏が会長を務める「折り紙ヒコーキ協会」と協力し、この企画を支えています。
募集概要と応募方法
参加者を募る方法はとてもシンプルです。プロジェクトの特設サイトから応募することで、動画や写真を送信できます。具体的には、
1.
動画: あなたが大切に思っている言葉を言いながら、紙飛行機を飛ばす姿を撮影したもの。
2.
写真: 紙飛行機に書いた言葉を手に持ち、見せる場面を撮影したもの。
締切は6月30日で、世界中から300人以上の参加者を目指しています。また、応募には氏名や年齢、国籍などの情報が必要です。未成年者の場合は親権者の同意に注意が必要です。
単なる上映だけではない
このプロジェクトの特徴は、上映後にも続くワークショップやイベントが用意されている点です。参加者同士が交流し、意見を交わすことで、さまざまなバックグラウンドを持つ人々が共感し合い、学び合う場を作ることを目的としています。
スケジュール
- - 4月〜6月30日: 世界中から動画を集める。
- - 6〜7月: 学生クリエイターと一緒に動画を作成。
- - 7月10日: EXPOホールでの上映。
- - 9月14日: フューチャーライフヴィレッジでの上映。
このように、庫動する力を持つ「紙飛行機」に多くの人が参加し、心に響くメッセージを届ける仕組みを整えています。
折り紙ヒコーキ協会の取り組み
折り紙ヒコーキ協会は1995年に戸田拓夫氏によって設立され、折り紙ヒコーキの魅力を広める活動をしています。室内滞空時間のギネス保持者でもある戸田氏が会長を務め、全国の教育機関との連携により、紙飛行機を通じた教育活動を推進。もはや国内にとどまらず、世界中の人々に折り紙ヒコーキの楽しさを伝えています。
お問い合わせ
このプロジェクトについての詳細は、学生団体「おりがみ」紙飛行機プロジェクト事務局までお問い合せください。興味を持たれた方は、ぜひ特設サイトもご覧ください。あなたの大切な思いを、紙飛行機に込めて飛ばしてみませんか?