新たな投資の選択肢「イークラウドNEXT」始動
イークラウド株式会社は、ミドル・レイターステージのスタートアップに特化した新しい個別銘柄ファンド「イークラウドNEXT」を発表しました。この新ファンドは関東財務局に登録された第二種金融商品取引業と投資運用業の権限をもとに、スタートアップと個人投資家を結びつける仕組みを強化しています。サービスは2023年8月中に公開される予定で、今後の動向が注目されます。
新サービス「イークラウドNEXT」の概要
「イークラウドNEXT」は、近い将来の新規株式公開(IPO)を目指す成長企業に焦点を当てたもので、会員制のファンドとして運営されます。対象となるのは、特定の成長企業のみであり個別銘柄ファンドの形式を採用しています。これにより、投資家は投資先企業のビジョンや戦略を深く理解し、信頼をもって投資判断を行うことが可能です。
特徴1: IPOが期待される厳選された投資対象
「イークラウドNEXT」は、近い将来のIPOを見据えた企業に限定して投資を行います。主幹事証券や監査法人との契約を完了した企業を中心に選定され、厳しい基準をクリアした成長確度が高いスタートアップが選ばれます。また、大和証券グループなどの提携ネットワークを活かし、希少な投資機会を提供します。
特徴2: 投資先が明確な個別銘柄ファンド
投資する企業は特定の1社のみであり、投資家はその企業の事業内容や成長戦略をしっかりと理解することが求められます。企業の財務データはもちろん、経営者の情熱や挑戦の物語も重視し、心から応援したい企業を紹介する方針です。
特徴3: 日本から世界を変えるスタートアップ
「イークラウドNEXT」は、独自の技術で世界と戦っている国内スタートアップを重点的に発掘します。社会的な課題にアプローチする企業や、ライフスタイルを変革するサービスを提供する企業など、広範囲のテーマに挑むスタートアップに注目しています。
新サービスを始める背景
日本の経済成長には、スタートアップによるイノベーションが不可欠であるとされています。政府は将来的にユニコーン企業100社を目指す中で、資産運用を促進する政策を打ち出しています。これに応じ、イークラウド株式会社も新たにミドル・レイターステージ向けの資金調達手段を整え、個人投資家にとっての新たな魅力を提供します。
これまでのスタートアップへの投資はシード・アーリーステージが中心でしたが、成長が進んだ企業にも投資機会を提供することで、多様な資金調達手段を模索しています。
未来への展望
イークラウドNEXTは、個人投資家とスタートアップのマッチングを加速させ、非上場企業の資金調達の多様化を図ることを目的としています。将来的には日本の資本市場の発展にも寄与することが期待されています。投資家登録の詳細は、イークラウドNEXTのサービスサイトにて後日公開予定ですので、興味のある方はぜひ登録しておくことをお勧めします。
会社概要
商号: イークラウド株式会社
金融商品取引業者: 関東財務局長(金商)第3181号
本社所在地: 東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビルヂング4F
代表取締役: 波多江 直彦
コーポレートサイト: 公式サイト
イークラウドサービスサイト: サービスサイト