サイバーセキュリティサービスの新たな展開
株式会社情報戦略テクノロジー(以下、情報戦略テクノロジー)は、サイバーコマンド社との新たな業務提携を通じ、企業向けのサイバーセキュリティサービスの提供を始めることを発表しました。この取り組みは、AIによる企業の変革を促進し、同時にAI時代にふさわしいセキュリティ対策をクライアントに提供することを目的としています。
サイバー犯罪とその影響
近年、企業が直面するサイバー攻撃の危険性は高まっており、業界の企業努力にもかかわらず被害が続出しています。特に、大手企業やその情報を取り扱う事業者は、攻撃対象として狙われることが多いため、適切なセキュリティ対策が求められています。このような背景から、情報戦略テクノロジーは、サイバーコマンド社と提携することで、より強固なセキュリティ体制を提供できるようになりました。
提供するサービス内容
新たに開始されたサイバーセキュリティサービスは、以下の4つの主要なサービスを中心に構成されています:
1.
セキュリティトレーニング - 従業員向けに、サイバーセキュリティの重要性や対策方法を教育します。
2.
セキュリティコンサルティング - 企業の現状を分析し、セキュリティポリシーの立案や改善をサポートします。
3.
脆弱性診断、ペネトレーションテスト - システムの脆弱性を事前に把握し、実際の攻撃を模擬することで防御策を強化します。
4.
セキュア開発 - 開発段階からセキュリティを考慮したアプローチで、安全なシステム構築を推進します。
これらのサービスは、既に数社の大手企業に提供されており、実績を上げています。特に、共通認証認可基盤の構築プロジェクトでは、高度な専門知識が必要となり、情報戦略テクノロジーの強みが生かされています。
成長戦略と今後の展望
情報戦略テクノロジーは、今後、ラボ型の内製支援サービスを強化し、社内でのセキュリティエンジニアやホワイトハッカーの育成を図ります。また、AI活用の進展により、企業のニーズに応じたセキュリティソリューションの提供規模を拡大していく計画です。設計段階からセキュリティへの配慮を組み込んだ「セキュア開発」を通じて、より攻守のバランスの取れたサービスを実現していくことでしょう。
企業概要
株式会社情報戦略テクノロジーの代表取締役社長は高井淳氏で、東京都渋谷区恵比寿に本社を構えています。主な事業には大手企業向けのDX内製支援サービス等が含まれ、顧客のDX成功を目指す戦略DXファームとして、最新のテクノロジーを駆使しています。
情報戦略テクノロジーは、今後もさまざまな技術を駆使し、日本のDXを牽引し続けることを目指します。サイバーセキュリティサービスの提供を通じて、企業が安心してAI時代の変革を進められるよう、全力でサポートしていく姿勢を見せています。