鳥取から生まれる新たなブランド、純血但馬血統万葉牛
鳥取県にて「万葉牛生産流通組合」が発表した新たなブランド、純血但馬血統万葉牛が、2021年10月11日に初出荷されました。この取り組みは、株式会社はなふさの代表が組合長を務める中で実現したもので、地域の指定生産者たちと連携して育てられたものです。ブランド名の由来でもある万葉牛は、特に肉質が良いと評判で、今回登場した純血但馬血統の牛は、その魅力をさらに引き出す試みとなります。
鳥取いなば万葉牛とは
「鳥取いなば万葉牛」とは、地元鳥取県で育まれる黒毛和種を指します。具体的には、以下の基準が設定されています。
- - 品種: 鳥取県産の黒毛和種
- - 格付け: 肉質等級4以上
- - 出荷履歴: 因幡和牛専用の出荷履歴があること
- - 生産者ルール: 万葉牛生産流通組合が認定した肉牛のみが対象
このように厳しい基準を経て市場に出回る万葉牛は、すでに高い評価を得ています。
純血但馬血統への挑戦
純血但馬血統の良さを実感するためには、肉質の向上が重要です。しかし、但馬牛は純血を維持するために近親交配を行う必要があり、育てる際には、成長が遅かったり、体質が弱いなど、様々なリスクが伴います。それに挑戦したのが、地元の生産者たちです。
「旨い肉を追い求める」という思いが込められたこのプロジェクトは、単なる肉質の向上を目指すのではなく、今後は毎月2頭の純血但馬血統万葉牛が出荷される予定です。これにより、肉質の新たな可能性に挑戦していく姿勢を感じることができます。
万葉牛を楽しむ場所
純血但馬血統万葉牛は、特定の店舗にて楽しむことが可能です。全国の万葉牛が味わえるお店の情報は以下のURLで確認できます。
万葉牛ショップリスト
合わせて知っておきたい組合の詳細
万葉牛生産流通組合の公式サイトも要チェックです。今後の出荷に関する情報などが随時更新されています。
万葉牛生産流通組合
会社概要
新たに登場した純血但馬血統万葉牛は、地域の生産者たちの情熱や努力の結晶として、これからも私たちの食卓を豊かにしてくれることでしょう。今後の展開に大いに期待したいところです。