能登の復興展
2025-01-29 11:24:14

能登半島の復興とものづくりを祝う特別展が開催決定!

能登半島の復興と新しいものづくりの出発点



能登半島は、令和6年1月の地震とその後の豪雨により甚大な災害に見舞われました。多くの命が失われ、地域の文化や伝統も危機にさらされました。しかし、そこに住む職人たちは決してあきらめることなく、新たなものづくりを再開し、地域の復興とともにその文化を守り続けています。ついに、能登の職人たちの努力を集結させる特別展が、日本橋三越本店で開催されることが決定しました。この「未来につなぐ能登のものづくり」展は、2025年2月26日から3月4日までの期間にわたり行われます。

職人たちの情熱が形に!



本展では、特に輪島塗と珠洲焼といった伝統工芸品に焦点を当てており、震災後に新しく制作された作品を中心として、計約850点の展示が予定されています。輪島塗は、その堅牢性と美しさで知られ、1,000年以上の歴史を有するとされていますなのに対して、珠洲焼は幻の古窯と呼ばれるほど消えた時代もありましたが、1979年に再興を果たし、現在に至るまでその魅力を見せています。

職人たちの手元から生まれる美しい作品の数々は、一つ一つが全く異なる物語を持っています。例えば、輪島塗工房の古込和孝による乾漆香炉「秋草」は、550万円という価格にもかかわらず、その仕上げの美しさと精巧さに魅了されることでしょう。また、珠洲焼の中島大河の丸壺は、78,100円で販売されます。これらの作品は、アートとしてだけでなく、生活を豊かにする道具としてその価値を持っています。

演奏と揮毫が生み出す感動の瞬間



さらに、特別なイベントとして、3月1日には北法相宗管長・清水寺貫主の森清範和上による揮毫デモンストレーションが行われます。このデモでは、輪島塗の職人たちの熱い想いを込めた言葉が展示され、観客はその場で感動を共有することができます。また、3月2日には輪島の高校生による和太鼓の演奏会も行われ、地域の伝統と若者たちの未来が交わる舞台となることでしょう。

能登上布の特集



呉服フロアでは、能登上布の特集が開催され、山崎麻織物工房の技術を紹介しています。創業130年を迎えるこの工房は、伝統を守るために新しい試みに挑戦し、日常の中で使える美しいアイテムを展開しています。高品質なスカーフやトートバッグなど、多彩な製品が揃い、訪れる人々はその魅力を直接体験できる機会となるでしょう。

この特別展は、能登の職人たちが未来を見据えながら、伝統を守り続ける姿勢を発信する貴重な機会です。そして、私たちもこの素晴らしい工芸品を通じて、彼らの情熱や想いを共有し、能登を応援する一歩を踏み出すことができるのです。ぜひ、この特別展に足を運び、能登の文化と芸術の魅力を体感してください。

「未来につなぐ能登のものづくり」展

■開催日: 2025年2月26日~3月4日

■場所: 日本橋三越本店 本館1階 中央ホール

■特設サイト: こちらをクリック





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会社情報

会社名
株式会社 三越伊勢丹ホールディングス
住所
東京都新宿区新宿3-14-1
電話番号
03-3352-1111

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