太陽化学IDT工場の新たな挑戦
三重県四日市市に位置する太陽化学株式会社のIDT工場が、公益財団法人 日本健康・栄養食品協会による「健康食品GMP」(Good Manufacturing Practice)認定を2024年11月に取得しました。この認定の取得は、原材料の受け入れから最終製品の出荷までの製造過程において、高い品質管理と適正な製造管理を求められる重要なステップです。
食品安全と品質管理の強化
IDT工場は、世界的に認められた食品安全管理の基準であるGFSI認証スキームの一環として「SQF」認証も取得しています。このことにより、製品の安全性と品質がさらに強化され、消費者にとって安心できる商品を提供する体制が整いました。
同工場のコンセプトは「Intelligent Design & Technology(IDT)」。これは、機能性食品の提供において、研究レビューと独自の機能性素材の提供によって実現されています。太陽化学独自の素材は、身体と心を健康にするための豊富なエビデンスを持ち、多様な食品やサプリメントで利用されています。
スマート工場の実現
IDT工場では、IoTや先端技術の導入によってスマート工場化を進め、高品質な製品を提供しています。特に、顆粒化や微粒子コーティング技術においては長年の経験を持ち、これにより自社素材の特性を最大限に活かした商品開発を行っています。
今後も、一層強化された品質管理体制に基づき、IDT工場を中心に安定した品質の商品作りを推進していく方針です。
オリジナルサプリの提案
IDT工場では、グアー豆食物繊維を使用した「サンファイバー」シリーズや、鉄分補給に最適な「クッキンサプリFe」など、高品質な独自素材を活用した顆粒パッケージの製品を製造しています。顧客の要望に応じて、オリジナル素材を組み合わせたサプリの開発や、特別なデザインの商品提案も行っており、エビデンスに基づいた高品質な商品を提供できる体制を整えています。
また、機能性表示食品の届出やアンチドーピング認証の取得に関するトータルサポートも用意しており、顧客をサポートする体制も充実しています。
IDT工場の概要
IDT工場の所在地は三重県四日市市山田町800番で、太陽化学株式会社の南部工場内に位置しています。生産品目は顆粒パッケージ製品であり、生産能力は約3,500トンを誇ります。工場の建物は延床面積2,380平方メートルで、効率的な生産体制が整っています。
太陽化学株式会社の概要
太陽化学株式会社は、1948年に設立された企業で、乳化剤や安定剤、鶏卵加工品、機能性食品素材の開発・製造を行っています。資本金は77億3,062万円で、無限の可能性を秘めた機能性食品素材の創造に取り組んでいます。詳細は公式ウェブサイト(
太陽化学株式会社)で確認できます。
今後も太陽化学は、より良い製品作りを目指し、一層の品質向上に努めていくことでしょう。