光通信技術発表
2025-03-29 23:50:19

サイフィックスがOFC 2025で新しい光通信技術を発表します

次世代通信技術「LPO」がOFC 2025で初登場



2025年4月1日から3日まで米国サンフランシスコで開催される光ファイバー通信の国際展示会「OFC 2025」において、株式会社サイフィックスとその米国グループ会社であるHyper Photonixが、新たな光通信技術「LPO(Linear Pluggable Optics)」を初めて披露します。この技術はAIや機械学習、高速なデータ通信において求められる要件を満たし、次世代のITインフラに貢献することが期待されています。

LPO技術は、通信の速さ、省エネルギー性、安定性を兼ね備えており、現在のデジタル世界における重要な要素です。具体的には最大800Gb/sという驚異的な通信速度を実現し、クラウドサービスや動画配信、大規模データセンターなどのデジタルインフラを支える重要な役割を果たします。この新設計により、これまで以上に高効率で、コストも抑えた通信が可能になります。

Hyper Photonixは、LPO技術を標準化する国際的な団体「LPO MSA(Linear Pluggable Optics Multi-Source Agreement)」のメンバーとして、これまで100Gb/sの通信の標準化に取り組んできました。新たに導入される技術は、さらにその限界を超えると期待されています。製品の量産体制も整えられており、OFC 2025では800G LPO光トランシーバーを展示する予定です。

技術の進化は止まらず、将来的には200Gb/s対応の開発にも着手しており、次世代インターネット社会の構築に寄与する見込みです。このように、LPOは次世代通信の中核をなす技術と位置付けられており、多くの関心を集めています。

展示会では、OFC 2025のブース番号5107にて、Hyper Photonixの最新のソリューションも紹介され、来場者は新技術との出会いを楽しむことができるでしょう。この機会にぜひブースを訪れ、最新の光通信技術を直接体感してみてはいかがでしょうか。

LPO技術の持つ可能性



LPO技術は、その高い通信速度、低電力消費、そして低遅延という特性により、多様なビジネスシーンでの利用を見込まれています。これにより、社会のデジタル化が進行する現代において、必要不可欠な技術となるでしょう。AIや機械学習を活用した新たなデータ処理や、クラウドベースのサービスの普及に対応し、デジタルインフラの進化を加速させるのです。

株式会社サイフィックスは、この革新的な技術を一人でも多くの人に届けるべく、今後も積極的な活動を続けていく予定です。興味のある方は、公式ウェブサイト(こちら)でさらなる詳細をご覧いただくことができます。光通信業界で新たなトレンドを生み出すこの技術に乞うご期待です!


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会社情報

会社名
株式会社サイフィックス
住所
茨城県つくば市筑穂1-14-2
電話番号
029-886-6851

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