国産ジビエフェアについて
この夏、JR東日本クロスステーションが初めて開催する「国産ジビエフェア」は、2021年7月15日から9月30日までの約2ヶ月間にわたるイベントです。このフェアは、地域再発見プロジェクトの一環として、地域の一次産業や二次産業を支援する目的で実施されています。
食への関心が高まる中、特に鹿肉は健康志向の人々に注目されています。フェアでは、フーズカンパニーが運営する「ベッカーズ」と「THE BEAT DINER」にて、国産鹿肉を使ったハンバーガーが販売されます。具体的には、ベッカーズで人気の「国産ジビエ鹿肉バーガー」と「THE BEAT DINER」で販売される「ジビエバーガー」がその主役です。
商品の詳細
国産ジビエ鹿肉バーガー
- - 価格: 単品740円、セット1,070円(税込)
- - 販売場所: ベッカーズ全11店舗、R・ベッカーズ2店舗(合計13店)
- - 特徴: クセの少ない国産鹿肉を使用し、あわび茸をソテーしてトッピング。特製オリジナルジビエソースは、鹿肉の旨みを引き立てる特別なソースです。
ジビエバーガー
- - 価格: 単品1,520円、セット1,740円(税込)
- - 販売場所: THE BEAT DINER(グランスタ東京店)
- - 販売期間: 7月15日〜9月末
- - 販売予定数: 約5,000食(予定)
さらに、コンビニエンスストア「NewDays」では、ジビエを使用した商品も販売されます。その中には、信州産の鹿肉を使用した真田カルパス(259円)や、東京大学と共同開発したジビエ鹿肉カレー(518円)もあります。
鹿肉の未来
昨今、ニホンジカの生息数が増え続けている中で、農業や環境への影響は無視できません。このため、JR東日本グループは「地域再発見プロジェクト」の一環として野生動物の肉、大豆、米といった地域の食材を用いての飲食メニュー開発を進めています。
ジビエの安全性
消費者が安心してジビエを楽しめるよう、農林水産省による「国産ジビエ認証制度」が設けられています。この制度の下では、すべての食肉処理施設が厳正な審査を受け、その結果、認証を得たジビエ製品が安心して求められる環境が整っています。
日本ジビエ振興協会は、食肉処理施設の監査を行い、質の高いジビエを全国へ届ける役割を担っています。
さらに、同協会の理事である藤木徳彦シェフが監修することにより、商品の品質と味わいが保証されており、この革新的な取り組みが地域の食文化を豊かにしています。
まとめ
「国産ジビエフェア」の実施により、鹿肉の魅力がより多くの人に伝わり、地域振興にもつながることを期待します。美味しいだけでなく、地域を支える食文化を共に楽しみながら、新たな味覚体験に挑戦してみてはいかがでしょうか?