地域とつながる「アッシーリスさつまいもフェスタ」初開催
株式会社ヤマナカが手掛ける農業体験イベント「アッシーリス さつまいもフェスタ!~ほって、焼いて、味わう~」が、2024年11月17日に開催されました。これは、茨城県結城市に本社を持つヤマナカが行っているシリーズイベントの一環で、参加者たちは豊かな秋のひとときを楽しみました。
さつまいも掘りと焼き芋体験
この日のイベントは、澄み渡る秋空の下、35人の参加者が集まりました。特に小さな子供たちも楽しめる芋掘りは、農家さんの協力により、つるを切った状態での掘りやすい工夫がされていました。しかし、掘り出すには少しコツが必要で、和やかな雰囲気の中、尻もちをつく場面も見られました。
続いては、もみ殻を使用した焼き芋作りの体験です。この焼き芋作りは、土壌改良のために炭化させたもみ殻の熱を利用することで行われます。この方法は、焼き芋の内部温度を安定させるため、非常に美味しく仕上がります。参加者からは「お店で食べるのと同じくらい甘い!」という嬉しい声も聞かれました。
コンテストと地元の特産物
イベントの後半では、ヤマナカの若手社員が企画した「重さ当てコンテスト」が行われました。このコンテストでは、様々な金属製品の重さを当てるもので、中には7kgのパーツもあり、参加者たちは一生懸命に重さを推測しました。見事にぴったりの重さを当てた参加者には、会場からの賛辞が集まり、盛り上がりを見せました。
また、地元のJA北つくばによる旬の野菜プレゼントもあり、参加者はお楽しみが尽きることはありませんでした。イベントに参加した94.1%の方が満足と答え、ヤマナカは手応えを感じています。
農業と金属製品の融合
ヤマナカは、ただの金属製品製造業ではありません。地域活性化を目指し、農業体験と金属製品の製造を融合させた新たな試みを展開しています。もみ殻を使った焼き芋や、農業体験を通じて、参加者には「Field to Mouth」のテーマの下、食の豊かさや農業の魅力を実感してもらうことを目的としています。
今後の展望
ヤマナカは、2025年も引き続き新たな挑戦を行う予定です。農業体験イベントのラインナップとして、「新じゃが」や「シャインマスカット」など、旬の野菜や果物の体験を提供し、自社製品「モバイルグリーンガーデン」を通じて、出張農業体験を行っていく方針です。具体的な内容は今後のプレスリリースで発表予定だそうです。
今回は初開催された「アッシーリスさつまいもフェスタ」が地域とともに育む新しい文化の芽となることを期待しています。今後も地域の皆様と共に活気あるコミュニティを築いていくことを目指して、「アッシーリス」は新たな挑戦を続けていきます。