鹿児島の日置・嘉之助蒸溜祭2024で楽しむウイスキーの魅力

鹿児島県日置市で、11月10日（日）に“日置・嘉之助蒸溜祭2024”が開催されます。このイベントは、地域貢献と感謝の気持ちを込めて企画され、蒸留酒作りの魅力を存分に体験できる貴重な機会です。今年の祭りのテーマは「MELLOW LAND, MELLOW WHISKY」。小正嘉之助蒸溜所の歴史ある製造プロセスを直接学べるプログラムが用意されており、訪問者は喜びと美味しさを同時に味わうことができます。

イベントは嘉之助蒸溜所、日置蒸溜蔵、旧日吉小学校の3カ所で行われます。旧日吉小学校は、地域資源の活用として小正醸造が管理しており、現在はカフェやコワーキングスペースが設けられています。

今年の蒸溜祭では、地元食材を使ったフードペアリングメニューや、採れたての野菜の販売が行われます。また、さまざまなキッチンカーも出店し、来場者はゆっくりと食事を楽しめます。ウイスキー製造免許を取得する蒸溜所が増えつつある鹿児島で、クラフト・ジャパニーズウイスキーが注目を集めています。

特に気になるのが、各会場で提供される振る舞い酒です。それぞれ異なる種類の酒が用意されており、参加者は無料チケットで焼酎の新酒や定番商品の試飲ができます。さらに、蒸溜祭の期間限定で、実験的なカスクフィニッシュボトルの抽選販売も行われることが決まっています。これまでの蔵出し経験がない貴重な商品に出会うチャンスです。

嘉之助蒸溜所では、原酒を瓶詰めする「ハンドフィル体験」も用意されており、参加者は自分の手でウイスキーを瓶に詰めることができます。この特別な体験は、一味違ったウイスキーの味わいを楽しむことができるでしょう。

また、スタンプラリーも実施され、三つの会場を周遊しながらスタンプを集めると、豪華な賞品が当たる抽選会にも参加できる特典があります。ウイスキー初心者から愛好家まで楽しめるセミナーも目白押しです。具体的には、兄弟対談や製造スタッフによる入門セミナー、最上級のウォーキングツアーなど、多彩なプログラムが予定されています。

このように、ウイスキーの魅力を体感できる日置・嘉之助蒸溜祭2024。開催日は11月10日、10時から16時まで、もちろん入場は無料ですが、一部アクティビティには別途料金が必要です。また、参加者にはKANOSUKEと日置蒸溜蔵の振る舞い酒が楽しめるチケットが含まれています。

祭りを彩る周辺のサービスも充実しており、JALPAKによる特別ツアーが企画されていて、イベント前日に嘉之助蒸溜所見学やセミナーを楽しむことも可能です。このツアーでは、蒸溜祭限定ボトルの購入権も付いてくるため、ウイスキー好きにはたまらない内容となっています。

この機会に、日置市の魅力やクラフト・ジャパニーズウイスキーの深さをぜひ体験してみてください。参加申込や詳細は、公式HPからご確認いただけます。