新風を巻き起こす日本酒、narai passageとnarai terra
日本酒の新たな楽しみを提案する杉の森酒造が、新商品「narai passage」と「narai terra」を発表しました。どちらも長野県塩尻市奈良井を拠点に醸造された酒で、それぞれに特別な魅力があります。
narai passage(ナライ パッセージ)
「narai passage」は、出発点として楽しんでいただきたい日本酒です。この商品は、標高1,000m以上の木曽山脈の清水と、アルプスの雪解け水で育った米が原料です。低アルコール(13度)で、気軽に日本酒を楽しむことができる一本となっています。
この酒は、苺ミルクを想起させる甘くフルーティーな香りを持ち、口に含むとシルクのような滑らかさで柔らかな米の甘味が広がります。特に、蟹あんかけ豆腐や湯葉刺し、甘海老の塩麹和えなどの和食との相性が抜群。また、洋食ではきのこや栗のリゾットといったコクのある料理とも調和します。
ラベルデザインにも工夫が施されており、naraiブランドの世界観を表現した山々のシルエットが特徴的です。ボトルには、山を登る人と奈良井に自生するカモシカも描かれており、視覚的にも楽しませてくれます。
narai terra(ナライ テラ)
「narai terra」は、suginomori breweryが初めて製造するアッサンブラージュ(ブレンド)の日本酒です。限定500本での販売を予定しており、国内外での注目が集まっています。山の豊かな資源を反映させた上品な味わいに仕上げられる予定で、春には見逃せない一本です。
特に、あまりの使用タンク数が多いため、特別感が漂います。2021年から54タンクの醸造を行ってきたsuginomori breweryが、丁寧に重ね合わせたフレーバーで新たな表情を持つ日本酒が楽しめるでしょう。
日本酒naraiブランドについて
naraiブランドは、奈良井宿の伝統的な建造物群の保存地区で生まれました。再生したsuginomori breweryは、日本酒文化を目的に新しいスタイルを打ち出しています。国内外問わず、多くのレストランで、その魅力が取扱われています。また、様々な国への輸出も行われており、日本酒の楽しみ方を広めています。
杉の森酒造株式会社の取り組み
杉の森酒造は1793年に設立され、2021年に再生。自社の仕込み水は江戸時代から引き継がれるもので、奈良井宿の伝統と現代をつなぐ重要な要素となっています。四季折々の美しさの中で育まれるこの酒は、私たちの生活に寄り添い、未来に日本酒文化を伝える役割を果たし続けています。
新しく登場する「narai passage」と「narai terra」にも、その思いが込められています。これからの季節、お酒との素敵なひとときを楽しむために、ぜひ手に取って味わってみてください。