舞台の新たな扉を開く『正三角関係』
松本潤、長澤まさみ、永山瑛太という豪華なキャストによる舞台『正三角関係』が、いよいよ世界へ配信されることが発表されました。NODA・MAPの最新作である本作は、長い間日本の舞台シーンを牽引してきた野田秀樹が作・演出を手がけています。この作品は76回にも及ぶ国内公演を経て、ロンドンのSadler’s Wells Theatreで上演中。この舞台映像を世界中の観客が楽しむチャンスが訪れました。
物語の背景
本作は、ドストエフスキーの名作『カラマーゾフの兄弟』を基にした、野田秀樹の独自の解釈を持つ「唐松族の兄弟」の物語。三兄弟の物語は、長男・富太郎(松本潤)が花火師として、次男・威蕃(永山瑛太)が物理学者、そして三男・在良(長澤まさみ)が神に仕える者として、それぞれの夢を追う姿を描き出します。しかし、兄弟が集う理由は、一つの悲劇に根ざしています。それは、富太郎が父親を殺めたという罪に問われ、法廷にてその真相が問われるというものです。兄弟の間に渦巻く愛情のもつれが、劇的な展開を生み出します。
豪華キャストと演出
松本潤は、20年にわたる野田との絆を経て、本作品でNODA・MAPに念願の初参加を果たしました。長澤まさみは前作『THE BEE』で見せたその美しさと儚さを再び引っ提げ、永山瑛太はその清らかな演技で観客を圧倒します。野田はこの三人を、「この作品のために生まれてきた俳優たち」と称賛しています。さらに、村岡希美、池谷のぶえ、小松和重、竹中直人といった他の実力派も揃い、無限の可能性を持った舞台が繰り広げられます。
配信情報
本作品の東京公演映像は、2024年12月2日から2025年1月14日まで配信される予定で、視聴者は英語と中国語の字幕と共に、演劇の魅力に浸ることができます。配信チケットは3,300円(税込)。購入は、イープラスやチケットぴあ、そしてソニー・ミュージックソリューションズなどのプラットフォームを通じて行うことができますので、ぜひこの機会をお見逃しなく!
特に、海外の視聴者には、ソニー・ミュージックソリューションズを通じて限定配信されることも注目ポイントです。日本国内からはもちろん、北米、南米、ヨーロッパ、アジア各国からの視聴にも対応しており、文化の壁を越えた演劇体験が実現します。
結論
『正三角関係』は、松本潤、長澤まさみ、永山瑛太という素晴らしいキャストによる圧巻のパフォーマンスが楽しめる舞台です。野田秀樹ならではの巧みな演出と心に響くストーリーが、観る者を魅了すること間違いなしです。今回の世界配信の機会を、みなさまぜひお見逃しなく!