ECOMMITと芦屋市、リユース活動の促進に向けた連携協定を締結
2017年11月5日、株式会社ECOMMITと兵庫県芦屋市は、「リユース活動の促進に向けた連携と協力」に関する協定を締結しました。この協定は、不要品の回収・選別・再流通の仕組みを通じて、地域全体で資源循環を目指すものです。両者は、それぞれの資源や機能を活用して、リユース活動を活発化させることに合意しました。
協定の内容
本協定によって、具体的には以下のような取り組みが行われます:
1.
不要品をリユースにつなげるイベントの実施
2.
市の処理施設に持ち込まれた不要品のリユース
3.
子ども向けの環境教育に関する取り組み
4.
リユース活動を促進するための広報啓発
5.
その他のリユース活動に関する合意された事業
このように、協定では市民の協力を得ながら不要品のリユースを進める多角的なアプローチが取られます。
リユース活動の詳細
具体的なリユース活動には、不要品の交換会や無料回収イベントが含まれます。例えば、楽器やAV機器、家電製品、スポーツ用品など、幅広いアイテムの回収が行われます。これにより、市民は不要になった物を廃棄するのではなく、有効活用する機会を得られます。
実施予定のイベント
- - 不要品の交換会: 定期的に実施され、家の中で使わなくなったアイテムを持ち寄り、他の人と交換します。
- - 無料回収イベント: 未定ですが、協定の締結後に調整される予定です。
- - 市の処理施設での回収: 芦屋市環境処理センターで再利用可能なものを回収するシステムが構築されます。
ECOMMITの背景
株式会社ECOMMITは、「捨てない社会をかなえる」を理念に、物の循環を促進するビジネスモデルを展開しています。全国に8つの循環センターを持ち、不要物の回収・選別・再流通を実施しています。また、自社開発のトレーサビリティシステムを駆使して、リユースやリサイクル率の分析及びCO2削減に関する情報を提供し、企業や自治体の持続可能性に寄与しています。
市民参加の重要性
両者の協力関係により、市民は自らの生活の中で簡単にリユース活動に参加できる仕組みが整います。これにより、地域全体での資源循環の取り組みが強化され、廃棄物の削減や環境意識の向上に寄与することが期待されます。今後もECOMMITと芦屋市は、市民が参加しやすい環境を整えていくことでしょう。
この新たな取り組みが、芦屋市の資源循環社会の実現に向けた大きな一歩となることを期待しています。