ミヨシ油脂の新技術
2026-02-20 14:31:22

新技術で油を固める!ミヨシ油脂がオレオゲル研究の成果を発表

新技術で油を固める!ミヨシ油脂がオレオゲル研究の成果を発表



ミヨシ油脂株式会社は、広島大学及び北海道大学との共同研究において、オレオゲル(油を固体状にする技術)の新たな結晶形状制御技術を確立しました。この革新的な成果は、食品業界のみならず、化粧品や医薬品など様々な分野への応用が見込まれています。

研究の背景


地球の人口増加に伴い、持続可能な食料供給が急務となっています。特に、植物由来食品(プラントベースフード、PBF)が注目され、代替肉の市場拡大が期待されています。しかし、代替肉が抱えるジューシーさの再現難という課題を克服する手段として、オレオゲルが注目されています。

研究の成果


本研究では、オレオゲルを構成する脂質ウィスカー結晶の「形」を不純物の取り込みで制御し、ゲルの機械的強度を最大40倍に向上させることに成功しました。具体的には、結晶の「長さ」と「形状」を同時に制御する新たな手法を導入し、安定したオレオゲルの生成が可能となりました。

この成果により、PBFの食感を改善するための基盤技術が確立され、特に植物性代替肉のジューシーさに貢献できる可能性があります。研究グループは、高純度のオレオゲル化剤である1,3-ジパルミトイル-2-ステアロイルグリセロールを使用し、結晶の成長に温度調整を加えることで弾性率を増加させることも明らかにしました。

技術の概要


温度を調整して結晶の長さを管理するテンパリングを利用し、結晶の形状をコントロールする手法が成功しました。この新技術により、オレオゲルの製造過程が大きく変化し、より安定した製品の開発が可能になります。また、不純物を利用した蛇行状の結晶形態が高い機械的強度を得るための鍵であることも確認されています。

今後、この技術はPBFだけでなく、さまざまな食品や化粧品、医薬品などの産業に貢献することが期待されています。食品業界で大きな影響を与える可能性を秘めていると言えます。

研究の影響


本研究の成果は、国際的な科学雑誌「Food Research International」に掲載され、多くの注目を集めています。特に、オレオゲルのテクスチャ制御が求められる分野において、その実用化が進むことで、より健康的で持続可能な食品産業への進展が期待されます。

ミヨシ油脂の新技術が、今後の食品開発や工業製品において一層の革新をもたらすことに期待が寄せられています。その進展に目を離せません。以上、ミヨシ油脂による新たな研究成果のご紹介でした。


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会社情報

会社名
ミヨシ油脂株式会社
住所
東京都墨田区太平4-1-3オリナスタワー13階
電話番号
03-3603-1111

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