セーフィーとアンドパッドが手を結ぶ
2024年、建設業界は深刻な人手不足と生産性向上という課題に直面しています。この状況を打破すべく、クラウド録画サービスのリーダー、セーフィー株式会社と、クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」を運営する株式会社アンドパッドが協業を開始しました。この連携により、遠隔での現場管理が推進され、業務効率化や品質向上が期待されています。
クラウドカメラとANDPADの融合
セーフィーが提供するクラウドカメラや映像ソリューションは、現場の安全確認や進捗管理を可能にします。現場に出向かなくても、映像を通じて状況を把握できるため、管理の効率性が格段に向上します。特に、施工現場におけるデジタル技術の導入が進む中、厚生労働省が遠隔巡視を認める通知を出したことが追い風となり、業界のデジタル化は加速しています。
具体的な取り組み内容
この協業において、セーフィーが提供する映像データをANDPADと連携させ、現場情報を一元管理することが可能になります。これにより、担当の現場で撮影された映像をリアルタイムでスムーズに確認でき、全関係者がいつでも映像にアクセスできる体制が整います。このような統合的アプローチは、特に大規模なプロジェクトにおいて、情報の共有やコミュニケーションの効率化に寄与します。
遠隔臨場の普及
セーフィーがバックアップする「ANDPAD遠隔臨場」は、建設業界における新たな標準を打ち立てることを目指しています。建設現場におけるクライアントや協力会社は、専用のANDPADアカウントを持つことで、すべてのSafieカメラの映像を一覧で確認できるようになります。これにより、現場を横断して全カメラの状況を把握しやすくなり、迅速な意思決定が可能となります。
展示会での紹介
この新しい連携の詳細は、2025年11月19日から21日に開催される「ジャパンホームショー&ビルディングショー2025」にて発表されます。この展示会では、セーフィーとアンドパッドの連携を活用した遠隔巡視の事例や効果を紹介し、業界の最新技術とトレンドを発信する場となります。
今後の展望
セーフィーとアンドパッドは、この連携がもたらす業界の改革に寄与し、さらなる事業成長を目指します。建設業におけるDXの推進は、もはや待ったなしの状況です。双方の強力なパートナーシップを基盤に、この新しい時代の建設管理が確立されることを期待しています。新たな技術がもたらす未来に向けて、業界関係者の広範囲な支持を受けながら進んでいくことでしょう。