三井物産セキュアディレクションが新たなセキュリティ支援サービスを開始
三井物産セキュアディレクション株式会社(MBSD)が、2025年11月4日より、企業のセキュリティ問題を多面的に支援する新サービス『Secure Counsel(セキュアカウンセル)』の提供を開始します。このサービスは、経営、現場、法務の三つの観点から企業のセキュリティ課題に取り組むもので、業務の安定性を確保するための重要な要素となることが期待されています。
セキュリティが企業に与える影響
近年、サイバー攻撃や内部不正が巧妙化してきており、政府や業界の指導も厳しくなっています。特に、個人情報保護に関する法規が複雑化し、企業にはこれに対応するための高い説明責任が求められています。しかし、経営者と現場の認識には乖離があり、適切な対応ができない企業が少なくありません。この影響で、事後対応型の体制から脱却できずにいる企業が多く、平時からの準備が必要です。
『Secure Counsel』の特徴
MBSDの『Secure Counsel』は、日常的なセキュリティ相談から緊急時のインシデントレスポンス、法務連携支援まで多岐にわたるサービスを提供します。具体的な特徴としては、以下のような点が挙げられます:
1.
ワンストップ相談:日々の小さな疑問から経営課題に至るまで、気軽に相談が可能。
2.
リスクの継続管理:隔週フォローにより、リスク状況を常にモニタリング。
3.
独自技術の活用:ASM(攻撃面管理)や漏洩監視技術を活かして早期のリスク検知と通知を実現。
4.
即応体制の構築:平時からの準備により、迅速かつ正確なインシデントレスポンスが可能。
5.
柔軟な契約形態:必要な時に必要なサポートを受けられる契約スタイルを採用。
6.
法務・専門家とのネットワーク:サイバーセキュリティに強い弁護士と連携し、法的な視点からの支援も充実。
サポートの重要性
このサービスに対しては、TMI総合法律事務所からも支持が寄せられています。サイバー攻撃による損害は、企業の規模を問わず深刻であり、特に業務停止や情報漏洩が重大な問題になっています。このため、企業は平時からの備えを求められています。しかし、相談先が見つからない企業が多いという現状もあります。『Secure Counsel』は、まさにそのニーズに応えるサービスであり、企業のセキュリティ問題に専門的に寄り添うことができる存在です。
専門家の視点
TMIの弁護士である寺門峻佑氏は、「このサービスが、企業とそのセキュリティに関するニーズを理解し、専門的に支援するパートナーとなることを期待している」と述べています。このように、セキュリティ支援サービスは単なる相談ではなく、深めた理解の元、企業の成長をサポートするものなのです。
お問い合わせ情報
この新しいサービスである『Secure Counsel』に関しての詳細は、三井物産セキュアディレクション株式会社の公式サイトをご覧いただくか、メールでのお問い合わせも受け付けています。
公式サイト:
三井物産セキュアディレクション
メール:
[email protected]
サイバーセキュリティの重要性が高まる中、企業にとって信頼できるパートナーとしての役割を果たす『Secure Counsel』は、多くの企業にとって有用な選択肢となるでしょう。