石川県工芸フェア~輪島塗九谷焼特集~
2024-07-02 14:22:57

能登半島地震から半年、石川県の伝統工芸「輪島塗」と「九谷焼」の魅力を発信!日本橋高島屋で復興支援フェア開催

能登半島地震からの復興支援!石川県の伝統工芸の魅力に触れる「石川県工芸フェア」が日本橋高島屋で開催



2024年1月、能登半島を襲った地震は、伝統工芸の産地として知られる石川県にも大きな被害をもたらしました。特に、国指定の伝統工芸品を10種有する石川県は、多くの工房や技術者が困難な状況に置かれています。

そんな中、日本橋高島屋では、7月3日(水)から9日(火)まで、石川県の伝統工芸品を紹介する「石川県工芸フェア~輪島塗九谷焼特集~」を開催いたします。

今回のフェアでは、被害の大きかった「輪島塗」と「九谷焼」に焦点を当て、伝統工芸士や職人が制作した作品を展示販売いたします。

# 輪島塗:漆の美しさと伝統技術の粋を集めた作品



輪島塗は、石川県輪島市で400年以上続く伝統工芸です。漆の美しさと堅牢さを兼ね備えた作品は、日本の伝統工芸の粋を集めたものとして、国内外で高く評価されています。

今回のフェアでは、輪島塗の伝統を守り続ける3つの工房が出展いたします。

千舟堂 岡垣漆器店: 創業以来、文化庁認定の輪島塗技法に基づき、輪島漆器の制作と販売を続けている老舗です。お客様の大切な逸品となるよう、工程ごとの職人と共に心を込めて制作しています。
坂口漆器店(坂口 彰緒氏): 輪島塗伝統工芸士会会長を務める坂口 彰緒氏は、代々受け継がれてきた伝統を守りながら、見て・使って・楽しんでいただける商品を製作しています。
* 中島忠平漆器店: 明治5年創業の老舗です。伝統的な技法を継承しつつ、独自の技法を加え、より堅牢で美しい作品を制作しています。

# 九谷焼:大胆さと繊細さを兼ね備えた色彩美



九谷焼は、石川県九谷焼で生まれた伝統工芸です。鮮やかな色彩と大胆な絵付けが特徴で、華やかで美しい作品は多くの人を魅了しています。

今回のフェアでは、九谷焼の伝統を受け継ぐ、陶芸家・宮本晄氏の作品が展示販売されます。宮本氏は、金沢美術工芸大学で日本画を学んだ後、陶芸の道へ。お客様との会話を大切にし、オーダーメイドにも積極的に取り組んでいます。

# 伝統工芸士による制作実演も!



フェア期間中は、輪島塗と九谷焼の伝統工芸士による制作実演が行われます。職人の技を間近で見ることができ、伝統工芸の魅力をより深く理解することができます。

売上の一部は「輪島塗伝統工芸士会」へ寄付され、輪島塗の復興支援に役立てられます。

この機会に、石川県の伝統工芸の魅力に触れ、被災地の復興を支援しませんか?


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