ロボット学習キットV2
2024-12-18 14:22:57

ロボット学習キットの新たな展開!アールティがTraningTracer V2を発売

株式会社アールティ、TraningTracer V2を新発売



株式会社アールティが、ロボット教育の新たな教材「TraningTracer V2」(TTV2)を2024年12月18日に発表しました。本製品は、ロボットの組み込み学習に最適化されたライントレース教材であり、多くの初心者がオリジナルロボットを開発できるように設計されています。

教材のコンセプト



アールティは、初学者がハードウェアとソフトウェア両面のスキルを身につけるためのプロセスを詳細に分析しました。この分析に基づき、ハードウェアは基本キットや回路設計に進むことが技術理解の鍵となります。一方で、ソフトウェアにおいても幅広い関連技術を段階的に学習することが大切で、試行錯誤を通じて実体験を重視しています。この考えに基づいて、TTV2は学びの第一歩をサポートする組み立てキットとして開発されました。

主な特徴



TTV2は、はんだ付けやプログラムの書き込み、電子回路の理解を深められる写真付きの電子マニュアルと、充実したサンプルプログラムが付属しています。世界的に広く使われるSTマイクロエレクトロニクス社のSTM32搭載のNucleoマイコンボードを採用し、ロボット分野以外でも応用可能な知識が得られます。

また、エンコーダ付きギアドモータや6軸IMUセンサを搭載しており、速度や角度、位置などの計測が可能です。開発環境としては、ST社の統合開発環境STM32CubeIDEを基にしたサンプルプログラムも用意されており、ArduinoやC言語のサンプルが併載されているため、多様な開発体験を提供します。さらに、Mathworks社と連携し、MATLABへの対応も実現しています。

企業研修やインターンシップでの利用



この製品の前身であるトレーニングトレーサーは、すでに多くの企業で社内技術研修やインターンシップに導入されています。すべての受講者が同じハードウェアで学ぶことで、着目する課題やソフトウェア技術に対する評価を公平に行えるためです。これにより、技術者だけでなく、マネジメント層向けのプロジェクトマネジメント研修等でも活用されており、企業研修メニューのご相談も行っています。

公式大会への参加



TTV2を使って学ぶことで、公益財団法人ニューテクノロジー振興財団が主催するマイクロマウス大会に参加可能です。大会は海外でも行われており、参加者は課題解決のための開発フロー(Plan-Do-Check-Act)を実体験できる貴重な機会となります。また、参加を通じて競技技術を向上させることができ、プロジェクトマネジメントの教材としても利用されています。トレーニングトレーサーは、選手の平井選手が監修しており、初心者でも大会参加を目指せるような内容になっています。

会社情報



株式会社アールティは、「Life with Robot-ロボットのいるくらし-」の実現を目指し、AIおよびロボティクスの最前線で多様な事業を展開しています。サービスロボット開発や教育など多岐にわたる実績を持ち、積極的に技術の向上に努めています。

公式ウェブサイトやSNSでの情報配信も行っており、最新のリリースやイベント情報を随時更新しています。


TTV2は、初心者がロボット技術を学び実践できる絶好のチャンスを提供しています。興味がある方は、ぜひチェックしてみてください!



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会社情報

会社名
株式会社アールティ
住所
東京都千代田区外神田3-9-2末広ビル3F
電話番号
03-6666-2566

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