やわら小麦の魅力
2025-02-12 10:17:35

新商標『やわら小麦』で美味しく長持ちする食行動を提案

新商標『やわら小麦』で美味しい食体験を



株式会社ニップンは新しく商標を取得した『やわら小麦』を公開しました。この小麦はでんぷんの老化を遅らせる特性を持っており、時間が経過しても作りたてのような食感を保つことができます。2025年2月からはこの特性を活かした業務用小麦粉商品が登場する予定です。

「やわら小麦」の特長


「やわら小麦」では、以下のような特長を持っています。
  • - 老化の遅延:時間が経つにつれて食感が悪化しづらいので、作りたての食感を長く楽しめます。
  • - 多様な使用方法:常温商品だけでなく、チルドや冷凍生地でもその特長を発揮します。
  • - シンプルな配合:添加物を減らしつつ、硬くなりにくい加工製品が実現できます。

これにより、パンや麺、菓子といったさまざまな食品に活用できる可能性が広がります。

商品ラインアップ


2015年2月より販売予定の業務用小麦粉は次の2品です。

1. やわらエール


  • - 特長:ふんわりソフトでしっとりとした製パンに最適な食感を実現。
  • - 成分:灰分0.4%、たん白含有量11.0%。

2. やわらのチカラ


  • - 特長:国内産小麦100%使用で、もち感が強くしっとりとした食感。
  • - 成分:灰分0.5%、たん白含有量12.5%。

これらはパンや麺、菓子等に幅広く使える優れた製品です。

研究開発背景


「やわら小麦」は農研機構との共同研究によって開発され、特性が2016年に明らかになりました。その後、適切な品種の育成がされ、2021年からは全国的に作付けを開始しています。これにより、新しい小麦の特性を活かした商品化が実現しました。

製品は遺伝子組換えやゲノム編集を一切使用せず、従来の育種技術によって育成されています。この取り組みにより、企業や消費者のニーズに応える機能性小麦の需要を高め、食品加工メーカーへの普及を目指しています。

モバックショウでの展示


2025年2月18日から開催される「2025モバックショウ」では、「やわら小麦」の展示も行われます。このイベントでは、『高付加価値原料の開発による農業活性化』をテーマにした取り組みの一環で、来場者に新たな小麦の特性とその活用方法を紹介する予定です。

いかがでしょうか。『やわら小麦』は、製パン業界はもちろん、様々な食品加工において新たな可能性を提供する製品として期待されており、その成長を見守りたいところです。


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