がん患者を支える新機能『ハカルテ』
株式会社DUMSCOが開発したがん患者サポートアプリ『ハカルテ』が、患者の治療生活をさらに支援する治療記録機能を新たにリリースしました。この機能は、さまざまな治療や受診の履歴、がんの初発や再発のタイミングをしっかりと記録できるもので、今までよりも包括的にがん治療の流れを管理していくことが可能です。
新機能の詳細
今回のアップデートでは、治療方針、受診履歴、がんについての詳細な記録が可能になりました。具体的には、以下のような情報を記録することができます:
- - 治療方針:手術や薬物療法、放射線治療など、具体的な治療内容や医療者からの説明を記録できます。また、手術日や治療の予定についても詳細に記載できるようになっています。
- - 受診履歴:実際に行った治療(薬物療法や手術など)の記録を写真とともに残すことができ、受診日を記入することも可能です。特に薬物療法の場合は、治療のクールや放射線治療における照射回数や部位も記録可能です。
- - がんの詳細記録:がんの初発や再発、転移について、その詳細(診断日、がん種、ステージ、状況など)を明確に記録できる機能が備わっています。
これにより、がん治療中の日々の症状や服薬、体調記録に加え、患者はがんに関する重要な情報も一元管理できるようになりました。これが患者の治療生活をよりスムーズに進める助けになればと期待されています。
『ハカルテ』の目的と背景
がんは日本において非常に身近な病気となり、多くの人がその影響を受けています。その中で、『ハカルテ』はがん患者の視点から開発され、患者が自己の健康状態を把握し、治療への主体的な参加を促進することを目指しています。特に、がん患者のQOL(生活の質)の向上に寄与することが重要視されています。
近年の治療法は外来通院が主流となっており、患者が自宅で多くの時間を過ごすことが多い時代となっています。こうした環境下では、体調の変化や副作用について即座に医療者に相談できないという不安が患者にはつきまといます。このアプリでは、患者が自分の体調やライフログを記録しておくことで、あらかじめ医療者にフィードバックできる準備を整えることができます。
がん患者の課題と『ハカルテ』の役割
多くの患者が心身に大きな負担を抱えている中で、治療を続けるためにはQOLの管理が欠かせません。治療を完遂するためにも、患者の心身の状態を正確に把握し、適切な治療を受けることが重要です。研究によれば、患者の訴えや症状が医療者によって過小評価される場合が多いことが指摘されています。『ハカルテ』はそのデータを介して、医者とのコミュニケーションを円滑にする役割も持っています。
私たちの社会では、がんを克服するために精神的なサポートも不可欠です。『ハカルテ』はその一助となることを目指し、これからもその機能を進化させ続けます。今後は医療者への相談機能や、アピアランスケアに関する情報提供も行う予定です。
まとめ
がんがより身近な存在となっている現代において、がん患者を支えるためのアプリ『ハカルテ』は、その機能を拡充し続けています。今後も医療の現場をサポートするために、さまざまな機能の追加に努めてまいります。