活躍目覚ましい阿部大輔氏、絵本作家としての新たな旅立ち
沖縄県宮古島を本拠地に置くリトリート出版が、マルチクリエイターの阿部大輔氏による初めての絵本「星になったおばあちゃん」を2024年12月19日にAmazonで発売することを発表しました。阿部氏は、画家や音楽家、ファッションデザイナーとしても知られ、先日放送された「バチェロレッテ・ジャパン シーズン2」にも参加し、その独特な視点や感性で多くの視聴者を魅了しました。
絵本が生まれた背景
「星になったおばあちゃん」は、家族愛をテーマにしており、主人公の少年が愛するおばあちゃんとの別れを通じて、家族の絆や命の大切さ、そして「今伝えること」の大切さに気づく内容になっています。この作品の根底には、阿部氏自身の経験や思いが色濃く反映されています。
特に、彼の子ども時代の記憶が絵本制作への強い動機となりました。幼少期に親から読み聞かせてもらった絵本への思いが、阿部氏の創作意欲に火をつけたのです。デジタル化が進む現代において、手描きのイラストと心のこもった物語で、「家族の愛」を未来の子どもたちに届けたいという願いが彼の心に根付いています。
阿部氏の新たな挑戦
これまでさまざまな活動を行ってきた阿部氏ですが、特に「バチェロレッテ」に参加したことは大きな転機となりました。そこで彼は、家族から受けてきた深い愛情が今の自分を支えていることを再認識し、「これまで受け取った愛を未来へ繋げたい」という強い思いが芽生えました。
そして、彼はリトリート出版の代表である矢ノ倉延和氏と出会い、お互いのビジョンが合致したことで、絵本作家としての一歩を踏み出すことを決意しました。この新たなプロジェクトは、単なる創作活動を超えた、深い思い込みが詰まったものとなっています。
「星になったおばあちゃん」の魅力
この絵本では、少年が最愛のおばあちゃんとの別れを経験する中で、深い悲しみと愛を感じるエピソードが描かれています。彼が見上げた夜空に輝く星々の中に、おばあちゃんの愛を見出す姿は、多くの人々の心に響くことでしょう。「家族の愛は形を変えても心に残り続ける」という阿部氏の思いは、読む人すべてに共感を呼ぶことでしょう。
さらに、この本は繊細で優しいタッチのイラストで彩られており、大人も子どもも楽しめるように工夫されています。特に、星空の描写は、ページをめくるたびに夜空を仰ぎたくなるような没入感を提供します。阿部氏は、現代のSNSやAIの普及時代だからこそ、こうした手に取る形で感性を伝えたいと考えております。
終わりに
2024年のクリスマスシーズン、家族で一緒に楽しんでいただける「星になったおばあちゃん」。愛について感じながら、絵本の中の物語に浸る大切な時間を持つことができる一冊です。リリースを心待ちにしつつ、ぜひ手に取っていただきたいと思います。
作品情報
- - タイトル: 星になったおばあちゃん
- - 著者: 阿部大輔
- - 出版社: リトリート出版
- - 発売日: 2024年12月19日
- - 販売サイト: Amazon
- - 定価: ¥1,430(税込)