スキマ時間活用や障がい者雇用が上昇!スタンバイが発表した2024年上半期求人検索トレンド
株式会社スタンバイが運営する求人情報一括検索サイト「スタンバイ」は、2024年上半期(1月1日~5月30日)の求人検索ワードを分析した「2024年上半期求人検索トレンド」を発表しました。
同サイトは、複数の求人サイトから仕事をまとめて検索できるサービスとして、月間1,000万人(※2023年5月時点)のユーザーに利用されています。今回の分析では、ユーザーが検索したキーワードを基に、前年同期比での検索上昇率を算出しランキング化しました。
1. スキマ時間を活用した働き方のニーズ増加
2024年上半期において、「スキマ時間」という検索ワードは前年同期比で3.1倍に増加しました。これは、副業や短時間勤務など、空いた時間を有効活用して働きたいというニーズの高まりを示しています。
具体的なサービス名での検索も増加しており、「タイミー」(1.9倍)など、スキマ時間を活用したスポットワークを提供するサービスへの関心の高さがうかがえます。
さらに、「週2・3日からOK」(2.3倍)、「託児所あり」(2.0倍)、「子育てママ」(2.0倍)といった検索も増加しており、子育てと仕事の両立を支援する求人へのニーズも高まっていることがわかります。
2. 法改正で注目が集まる「障がい者採用」
2024年4月からの「障害者の雇用の促進等に関する法律」改正に伴い、「障がい者採用」という検索ワードは前年同期比で5.1倍に増加しました。
法改正による法定雇用率の引き上げや、採用企業への助成金制度など、障がい者の雇用促進に向けた取り組みが活発化していることが背景にあると考えられます。
3. 半導体関連の求人需要・供給増加
日本における半導体市場の活性化を受け、「半導体」(2.0倍)という検索ワードが上昇しました。「半導体営業」や「半導体エンジニア」などの関連職種の求人数も増加しており、半導体業界の活況がうかがえます。
4. タクシードライバー不足が叫ばれる中、高まるニーズ
コロナ禍からの回復や訪日観光客の増加に伴い、タクシー業界ではドライバー不足が深刻化しています。この影響を受け、「タクシー」(2.1倍)という検索ワードも増加しました。
スタンバイは「はたらく」の選択肢を広げる
スタンバイは、今後も複数の求人サイトを網羅し、ユーザーにとって最適な求人情報を提供することで、「はたらく」の選択肢を広げていくことを目指しています。