「炭鉄港アートプロジェクト2024」開催のお知らせ
2024年9月29日(日)から、JR岩見沢駅の自由通路において「炭鉄港アートプロジェクト2024」が開催されます。このプロジェクトでは、日本遺産として知られる「炭鉄港」の歴史を音で感じることができる貴重な体験が提供されます。期間は10月14日(月・祝)まで、毎日7:00から19:00まで展示が行われ、最終日の16:00まで入場可能です。
音のアート体験
本プロジェクトの特徴は、世界的に著名なサウンドアーティストである大黒淳一さんが手がける「立体音響」作品です。大黒さんは、炭鉄港地域で実際に収録した鉄道の音を利用し、音のアート作品を構築しました。この作品は、特別な超指向性スピーカーを使用して音の方向性を制御し、訪れた人々に「石炭の記憶」を呼び起こすことを目的としています。自由通路のスペースを最大限に活用した音響アートは、ここでしか体験できない特別なものです。
ライブパフォーマンスのお知らせ
さらに、10月6日(日)の16:00からは、豪華な演奏者たちによるライブパフォーマンスが行われます。このパフォーマンスには、エレクトロニクスの大黒淳一さんや、フルートの畠中秀幸さん、ボーカルにマリンバとピアノの小川紗綾佳さん、そしてピアノの有馬圭亮さんが参加します。また、パフォーマンスのモデレーターにはアートディレクターの端 総さんが加わり、アートの背景や意義についてのトークも行われる予定です。この機会にアートの深みを感じることができるでしょう。
豊かなコラボレーション
加えて、本プロジェクトは室蘭で開催されたMuroran Art Projectとのコラボレーション企画も実施されます。さまざまなアーティストと協力し、アートの幅を広げることにも注力しています。
ぜひお越しください
今回は入場が無料であり、誰でも気軽に楽しめるイベントとなっています。音楽やアートに興味がある方はもちろん、地域の歴史に興味を持つ方にもおすすめです。「鉄道のまち」岩見沢から炭鉄港の歴史に思いを馳せる貴重な機会を、ぜひお見逃しなく。
主催は北海道空知総合振興局、共催は炭鉄港推進協議会で、地元のJR岩見沢駅や各種団体も協力しています。詳細は公式ウェブサイトで確認することができます。
このプロジェクトを通じて、音による新しいアートの楽しみ方を発見し、歴史的な遺産を感じる特別な体験をぜひお楽しみください。