秋の新名物「お芋わらびもち」の誕生
愛知県名古屋市にある「とろり天使のわらびもち」と覚王山の人気店「吉芋」、さらに愛知商業高等学校の生徒たちがタッグを組んで作り出した新しいスイーツ「お芋わらびもち」が話題を呼んでいます。このコラボは、プロと高校生の創造性が交わり、全く新しい和スイーツを生み出すことに成功しました。
プロジェクトのスタート
このプロジェクトは、愛知商業高校の「課題研究」授業で生徒たちがさまざまな企画に挑む中で生まれました。今年の提案者の一人が「吉芋の商品を使ったら面白いのでは?」というアイデアを持ち込み、三者の協力が実現しました。これにより、秋らしさを感じる新しい和スイーツの開発がスタートしました。
とろける食感と贅沢な味わい
「お芋わらびもち」は、和三盆を使用したやさしい甘さのわらびもちに、吉芋のスイートポテトペーストを贅沢に練り込んだ商品です。とろけるような食感の中に、さつまいもの濃厚で香ばしい甘みがじわりと広がり、口の中で秋の風味が楽しめます。わらびもちの滑らかさとスイートポテトのまろやかさが見事に調和された特別な味わいです。
デザインとマーケティング
さらに、商品だけでなく、販促のためのPOPやステッカーのデザインも生徒たちが手掛けることで、実践的な商業教育も行われています。こうした取り組みを通じて、スイーツ作りの楽しさと、ビジネスの舞台裏を学ぶ貴重な機会に恵まれています。
商品詳細と販売情報
「お芋わらびもち」は、2025年11月1日から販売が開始され、販売価格は540円(税込)です。販売店舗は「とろり天使のわらびもち覚王山店」で、名古屋市千種区に位置しています。営業時間は10:00から19:00で、定休日は不定となっています。
人気の秘密
「とろり天使のわらびもち」は、その名の通り、”とろとろ”とした食感が特徴的なわらびもちを専門に扱っています。ここでは、「生わらびもち」や「飲むわらびもち」といった新感覚のスイーツも提供されており、特に「飲むわらびもち」は、女子高生のアイデアから誕生しました。カップの底にわらびもちを入れたドリンクが人気を博する一因となっています。
みんなに愛されるスイーツ
この「お芋わらびもち」は、ただのスイーツではなく、地元の人たちの素晴らしいコラボレーションの成果です。プロの技術と若い感性が融合したこのスイーツは、まさに秋の風物詩とも言える存在です。今後も、愛知商業高校の挑戦がどのように進展するのか、注目が集まります。秋の訪れとともに、ぜひ一度その味を確かめてみてください。