企業の人事戦略に必要なセミナー
近年、日本の社会は少子高齢化が進行しており、介護が必要な高齢者が増えています。この背景にあるのは、「ビジネスケアラー」と呼ばれる仕事を持ちながら介護を行う人々の増加です。多くの企業がこの新たな課題に直面しており、労働力の低下や介護離職が大きなリスクとして認識されています。このような中、テオリア・テクノロジーズ株式会社と特定非営利活動法人issue+designが共同で、企業の人事担当者や経営層向けに新しいセミナーを開発しました。
セミナーの目的と背景
このセミナーのタイトルは「認知症世界の歩き方 実践ワークショップ × 脳の健康セミナー」です。このプログラムは、少子高齢化を考慮し、介護に関する課題と従業員の脳の健康をテーマにしています。経営者や人事部門の方々が、介護離職による影響と、社員の脳の健康を維持するための具体的な戦略を学ぶ良い機会です。
日本では、40代から50代を中心にビジネスケアラーが急増。特に認知症患者への介護は、身体的・精神的負担が大きく、結果として企業の人材が減少する「介護離職」の問題が生じています。また、雇用延長が推奨される中で、社員の脳の健康をどう維持するかは、生産性や創造性に直接的な影響を与えるため、重要な経営課題となっています。
共同開発セミナーの内容
本セミナーでは、介護離職リスクの低減と従業員の脳の健康維持に重点を置き、科学的な根拠に基づいた具体的な解決策が提示されます。具体的には、以下のような内容です。
1. 介護離職リスクへの対策
参加者は、認知症の方々がどのような背景を持って行動するのかを体験的に理解します。そして、認知症の行動を「問題」として捉えるのではなく、「現象」として理解する手法を学ぶことで、介護者の心の負担を軽減し、より良いコミュニケーション方法を習得します。
2. 脳の健康法の重要性
次に、脳の健康を促進するための日常的なアプローチについても解説します。東京都健康長寿医療センター副院長の岩田淳先生が監修した内容に基づき、社員が自身の脳の健康をセルフマネジメントするための具体的な方法を学びます。
3. 意識変容の実績
このセミナーに関する初期の検証では、600名以上の企業関係者が参加しており、90%以上がセミナーの内容に満足したと回答しています。特に重要なのは、参加者の93.9%が「認知症は自分にも関係がある」と感じており、認知症への理解が深まったことです。
体験会のご案内
この共同セミナーを無料で体験できる機会も提供されます。具体的な詳細は以下の通りです。
- - 日時:2025年11月28日(金)16:00 - 17:00
- - 形式:オンライン(Zoom)
- - 参加対象:企業経営者、人事部門担当者、健康経営推進の担当者など
- - 参加費:無料
- - 主催:issue+design、テオリア・テクノロジーズ
- - 共催:株式会社インターネットインフィニティー
- - 申込方法:こちらから
この機会にぜひ、企業の人事戦略や健康経営についての新しいヒントを得てください。多くの皆様のお申し込みをお待ちしております。
企業情報
issue+designは、「社会の課題に、市民の創造力を。」をモットーに社会課題に取り組むソーシャルデザインプロジェクトです。多様なアプローチで地域や全国レベルでの課題解決を目指しています。詳細は公式サイトをご覧ください。
テオリア・テクノロジーズ株式会社は、認知症と向き合うためにミッションを掲げ、社会的な課題解決を目指しています。AI技術を活用して、介護から予防まで包括的なサービスを提供しています。詳細は公式サイトをご確認ください。