ルイナールの新たな試み
2024-11-08 00:08:28

ルイナール、新たなパビリオンに込めた300年の想い

ルイナール、新たなパビリオンに込めた300年の想い



2023年、シャンパーニュ地方のルイナールが新たなパビリオン『4 RUE DES CRAYÈRES』をオープンしました。ルイナールは1729年に設立された、世界でも最古のシャンパーニュメゾンです。このパビリオンは、メゾンの300年以上にわたる歴史とその精神を体現する場所です。

歴史ある地に新たな拠点



新しい施設は、ルイナールの歴史の根源である、フランス・ランスのクレイエル通り4番に位置しています。この地からは、すべてのルイナール製品が世界に向けて出荷され、その重要性は今なお色褪せていません。メゾンは設立以来、サヴォアフェールを継承すると同時に、地域の職人たちを支援し続けています。その精神がこの新しいパビリオンには込められています。

建築的な革新と自然への配慮



新しいパビリオンのデザインには、日本人建築家の藤本壮介氏、インテリアデザイナーのグエナエル・ニコラ氏、そしてランドスケープ・アーティストのクリストフ・ゴートラン氏が関与しています。彼らは、古いものと新しいものが調和し、自然と共存する空間を創出しました。

藤本氏は「未来を見据えた建物を目指した」と語ります。動的な空間デザインは、訪れる人々にルイナールの歴史と持続可能な未来を感じさせます。使用されている素材は、地元の石材や木材が多く、地元の職人たちが携わった結果でもあります。これにより、地域経済への貢献も果たされています。

イベントを通じたメッセージ



パビリオンのオープンを祝して、特別イベントが日本でも開催されています。フレデリック・デュフォー社長をはじめ、関与したアーティストたちが集まり、ルイナールの未来とその理念を語りました。社長は「私たちは常に未来を見続けています」と強調し、その挑戦的な精神がパビリオンに色濃く反映されています。

美しい庭園とアートの共存



パビリオンの周辺には、約7000㎡の敷地に地域特有の植物で造られた庭園があります。この庭は、シャンパーニュ地方の自然環境を取り込むことで、訪問者に新たな体験を提供します。さまざまな高さに刈り込まれた生け垣や、多種多様な樹木が共存するこの庭園は、現代と自然が融合した場所でもあります。

また、アートも重要な要素とされています。ルイナールは歴史の中でアートとの関係を築いてきており、敷地内には国際的なアーティストの作品が点在しています。これにより、メゾンの持つ価値観や歴史が、観る人々に直接伝わります。

ルイナールの未来に向けて



ルイナールがこの新パビリオンを通じて伝えたいのは、持続可能性や地域への貢献、そして未来を見据えた挑戦です。歴史あるシャンパーニュメゾンだからこそ、それを踏まえた上で次に何を目指すかが問われています。メゾンのビジョンは、時代を超えた美しさと豊かさを体現し続けることでしょう。

これからもルイナールは、シャンパーニュとその文化を世界に広めていくことでしょう。新しいパビリオンは、その第一歩を象徴する存在となるはずです。


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会社情報

会社名
MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社
住所
東京都千代田区神田神保町1-105神保町三井ビ ル13F
電話番号
03-5217-9777

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