ローカルな危機に立ち向かう:SDGsとレジリエンスを軸に考える
近年、日本各地で発生する自然災害の激甚化、気候変動の影響などにより、地域社会は未曽有の危機に直面しています。こうした状況を踏まえ、法政大学大学院は2024年12月14日(土)、第49回まちづくり都市政策セミナー「SDGsとレジリエンスの視点から『ローカルな危機』への対応を考える」を開催します。
本セミナーでは、グローバルな目標であるSDGsを改めて見つめ直し、ローカルレベルでの具体的な課題解決に焦点を当てます。特に、近年の能登半島地震や日向灘地震、そして頻発するゲリラ豪雨など、人々の生命と安全を脅かす災害への対応策を議論の中心に据えます。
セミナーの注目ポイント
SDGsの現在地確認と未来への展望: 基調講演では、SDGsの現状と課題を精査し、持続可能な地域社会の実現に向けた道筋を探ります。アフリカ日本協議会共同代表・国際保健部門ディレクターである稲場雅紀氏による講演は必聴です。
災害復興とレジリエンス: 分科会Aでは、災害からの復興とレジリエンス(回復力)の構築について、具体的な事例や対策を議論します。過去の災害経験を踏まえ、地域社会の強靭性を高めるための戦略を探ります。
生物多様性政策と都市環境: 分科会Bでは、開発や気候変動による生物多様性の危機と、都市環境との関係性について議論します。生態系の保全と持続可能な都市開発の両立に向けた方策を探ります。
学生による研究発表: ポスターセッションでは、法政大学大学院の学生による研究成果や実践発表が行われます。若い世代の視点から、地域課題への取り組みや未来への提案に触れることができます。
参加費無料、充実のプログラム: 参加費は無料です。基調講演、分科会、ポスターセッション、懇親会と、一日を通して充実したプログラムが用意されています。
参加者にとってのメリット
本セミナーは、防災・減災、持続可能な社会への関心が高い方々にとって、大変有益な機会となります。専門家の知見や多様な視点に触れることで、自身の地域社会への貢献を考えるきっかけとなるでしょう。また、学生にとっては、研究発表の場として、そして将来のキャリアを考える上でも貴重な経験となります。
セミナー概要
日時: 2024年12月14日(土) 10:00~18:00
会場: 法政大学市ケ谷キャンパス (東京都千代田区富士見2-17-1)
参加費: 無料 (事前申込制)
参加申込
詳細は法政大学大学院ウェブサイトセミナー案内をご確認ください。
法政大学大学院ウェブサイトセミナー案内
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この機会に、SDGsとレジリエンスの視点から、「ローカルな危機」への対応について深く考えてみませんか?