リチウムイオン電池の火災事例から学ぶ
近年、リチウムイオン電池は私たちの日常生活において欠かせない存在となりました。しかし、その便利さに伴い、火災や爆発といった危険な事例も増加しています。このような問題に対処するために、(株)シーエムシー・リサーチは2024年8月27日(火)に「リチウムイオン電池の火災事例から学ぶ発火リスクと安全対策」と題したオンラインセミナーを開催します。講師には日本カーリット(株)の川邉裕氏を迎え、リチウムイオン電池の発火メカニズムやリスクを解説します。
セミナーの詳細
このセミナーでは、リチウムイオン電池がどのように発火するのか、また、発火を防ぐための一般的な安全対策について学ぶことができます。参加者は率直に質問できる時間も設けられており、実践的な知識を得る貴重な機会です。参加費用は、一般が44,000円(税込)、メルマガ会員は39,600円(税込)、アカデミック価格は26,400円(税込)です。
セミナーの目的
リチウムイオン電池は、充電式で高エネルギー密度を有するため、多くのデバイスで使用されています。しかし、その特性から熱暴走を引き起こしやすく、発火や爆発の原因となることがあります。本セミナーでは、過去の火災事例をもとに、発火リスクとその対策を学ぶことが主な目的です。
講義内容
セミナーでは、以下のような内容が扱われます:
1.
リチウムイオン電池の基礎知識
1-1. リチウムイオン電池の基本特性
1-2. 蓄電プロセスと熱暴走のメカニズム
1-3. 大型電池のリスクについて
2.
火災事例からの教訓
2-1. 小型電池の実例
2-2. 大型電池の事例
3.
安全対策
3-1. リチウムイオン電池に求められる安全性
3-2. 階層別に考える安全対策
3-3. 安全性評価試験の重要性
講師プロフィール
川邉裕氏は、日本カーリット(株)での勤務を通じて、電池関連の研究開発に専念してきました。大学院での研究を経て、電池試験所にて受託試験を担当しています。また、さまざまな研究発表やコラムの執筆を通じて、リチウムイオン電池の安全性に関する知見を広めています。
参加方法
興味のある方は、シーエムシー・リサーチの専用ページからお申し込みください。セミナーはZOOMを用いたライブ配信形式で行われ、参加者には事前に視聴用のURLが送付されます。
下記のリンクから詳細情報や申し込みが可能です。
セミナー詳細・申し込みはこちら
今後のリチウムイオン電池に関する研究や安全対策を考えるうえで、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。安全で安心な電池の利用方法について、知識を深める絶好の機会です。