トライアンフ・ファクトリー・レーシングが、いよいよAMAスーパークロス450クラスに参戦することを発表しました。リーダーを担うライダーとして選ばれたのは、ジョーダン・スミスとオースティン・フォークナーの2名です。この新たな挑戦は、トライアンフにとって特別な意味を持つものです。トライアンフは、これまで250SXクラスでの成功を収めており、特にスミスは前シーズンに同クラスで初のメインイベント優勝を成し遂げました。しかし、肩の手術を受けたスミスは、450SXクラスへのデビューが若干の延期を余儀なくされています。
現在、彼はリハビリに励み、テキサス州アーリントン大会での復帰を目指しています。スミスは「来シーズン450クラスでの挑戦が待ち遠しい」とコメントしており、その意欲は十二分に伝わってきます。スミスに対するチームの期待も大きく、彼の復帰は非常に重要なタイミングとなるでしょう。
一方、オースティン・フォークナーもあらたなステージへの挑戦を楽しみにしています。彼はTF 450-Xを駆って450SXクラスの開幕から出場予定で、ミズーリ州出身のフォークナーはその大排気量のマシンに短期間で順応しています。彼は「この機会を生かし、自分の位置を確かめるのが楽しみ」と語っており、自らの成長を感じる瞬間を心待ちにしています。
なんと、トライアンフ・ファクトリー・レーシングは、この挑戦によって2026年シーズンに新しい章の幕を開けることになります。さらに、トライアンフはミッケル・ハーラップも参戦させる計画をあり、彼はプロ・モトクロス選手権にも挑戦します。このように、トライアンフグループの成長を期待する要素が盛りだくさんです。
また、チームメイトのジャレク・スウォールも負傷から復帰し、250SXイーストディビジョンでの活躍が期待されています。彼も過去2シーズンで実績を残しており、特にトライアンフ初の表彰台を獲得したことは、大きな自信につながるでしょう。
トライアンフ・ファクトリー・レーシングのGM、ジェレミー・コーカー氏は「ジョーダンはもちろん、オースティンとのコンビで450SXに挑むことができ非常にワクワクしています」と語り、両ライダーへの期待を隠しませんでした。
これからのスーパークロスシーズンに向けた準備が進む中、トライアンフは着実にレースプランを進めています。新しいマシンTF 450-Xでの挑戦が、どのような結果をもたらすのか、ファンにとっても目が離せない瞬間が続くことが期待されます。2026年1月の開幕に向けて、ますます高まる期待感に心躍らせるばかりです。
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