WissyがMicrosoft for Startupsに採択、サービス名を「Runetale」に変更
Wissyは、フルメッシュ型プライベートネットワークを提供する企業として注目を集めています。この度、同社がMicrosoft for Startupsに採択され、サービス名を新たに「Runetale」に変更したことが発表されました。これにより、従来のサービスの改善と新たな展開が期待されます。
高速・安全なVPNサービス
Wissyは、最短10分で導入可能なWireGuardフルメッシュVPNをSaaS形式で提供しています。従来のVPNでは難しかった高速性と安全性に加え、細かなアクセスコントロールも実現し、企業のリモートワークやクラウド間のセキュリティを強化します。これは、特にマルチクラウドやハイブリッドクラウド環境での適用が求められる現代において、重要なサービスといえるでしょう。
Microsoftとの連携による強化
Microsoftとの協力により、Wissyはサービス基盤のさらなる強化に取り組むと共に、クラウド間通信における保守・運用の具体的な検証も進めていく予定です。将来的には、Azure Marketplaceでのアプリ公開や、Azure Machine Learning、Azure Spaceといった先進的な技術の活用も考慮されています。これにより、ユーザーはより強固なセキュリティとスムーズな運用を実現できるようになります。
エッジコンピューティングへの拡張
さらに、WissyはKubernetesを核とした新しい通信サービスの提供を計画しています。特に、エッジコンピューティングやスマートシティ関連のIoTデバイス間の安全で拡張性のある通信を視野に入れています。これにより、今後も進化し続けるクラウドインフラにおけるセキュリティと実用性について、最前線の情報を提供することが期待されています。
Microsoft for Startupsとは
Microsoft for Startupsは、マイクロソフトが運営するスタートアップ支援プログラムで、140カ国以上で展開され、革新的な技術やソリューションを提供する企業の成長をサポートしています。このプログラムに採択された企業は、Azureを中心とした技術サポートや、パートナーネットワークを活用した事業拡大のためのリソースを受けることができます。
β版への参加方法
Wissyのサービスに興味がある方は、公式サイトから事前登録が可能です。新しいフルメッシュVPNサービスを体験してみてはいかがでしょうか?今後の展開に目が離せません。
公式サイト:
Wissy