京都の未来を担う
2021-12-16 14:07:26

学生たちの研究が世界を変える hope - SILs Lab Conference 2022 京都開催

SILs Lab Conference 2022 概要



2022年2月12日、京都大学の芝蘭会館(稲盛ホール)で「SILs Lab Conference 2022」が開催されました。このイベントには、東京大学、京都大学、同志社大学の博士課程後期の学生たちが参加しました。

研究発表と社会貢献の重要性


SILs Lab Conference 2022は、博士課程の学生が自らの研究について発表し、研究の面白さや社会に伝えたい価値を共有する機会です。参加者は、少しの好奇心から世界を変える力を持っていると信じており、その契機を提供することがこの会議の目的です。

ゲストスピーカーによる講演


特別ゲストとして、公益財団法人冷泉家時雨亭文庫の常務理事である冷泉貴実子氏が「グローバル時代に日本文化を学ぶ価値」について講演しました。

また、中本天望氏(京都大学 大学院 総合生存学館)も参加し、「博士号取得に必要な能力と社会で求められる能力の関係性」について発表しました。両者の講演は、若い研究者が持つべき視点や社会への貢献の在り方について深い洞察を与えました。

発表者たちの研究


発表者には、以下のような多様な分野の学生たちが含まれています。

  • - 安藤悠太(京都大学大学院工学研究科):研究テーマはバイオエンジニアリング、幹細胞、環境教育に関するもので、環境保護と生命科学の交差点における革新を目指しています。
  • - 石川萌(京都大学大学院農学研究科):酵素や阻害剤、構造変化を主題とし、農業や生物工学に役立つ研究を進めています。
  • - 石塚達也(東京大学新領域創成科学研究科):遺伝子とタンパク質の研究を通じて、細胞ストレスに対抗する方法を探求しています。
  • - 眞田拓弥(同志社大学大学院文学研究科):室町時代や公家文化を研究し、文化史の深堀りを行っています。
  • - 吉野和泰(京都大学大学院工学研究科):公共空間や都市デザイン、交通計画についての研究に取り組み、地域の未来を形作るための提案をしています。

イベント詳細


SILs Lab Conference 2022は、入場料3,000円の会場参加やWeb参加(2,000円)、学生向けの特別割引など、さまざまな参加方法が設けられていました。また、参加者は研究内容が掲載されたパンフレットやコングレスバッグを手に入れることもできました。

会場は京阪出町柳駅から徒歩で約15分、京都市バスの「京大正門前駅」からは徒歩3分というアクセスの良い場所に位置しています。

まとめ


SILs Lab Conferenceは、研究者同士が交流し、意見を交わし合う貴重な機会です。このようなイベントは、研究活動の意義を再確認し、自身の研究の価値を広く伝える良いプラットフォームとなります。今後も若い世代の研究者たちが、より多くの人々を巻き込み、社会に新しい価値を創造していくことが期待されています。

もっと知りたい方はこちらをチェックしてみてください。

会社情報

会社名
特定非営利活動法人SILs
住所
京都府京都市左京区吉田橘町1廣志房309号室
電話番号
090-3929-6023

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