Anifieと富士通の新体験
2025-10-30 07:18:07

シリコンバレーのAnifieが富士通とタッグ!新たなファン体験の提供へ

シリコンバレーのAnifieが富士通とタッグ!新たなファン体験の提供へ



アメリカ・カリフォルニア州に本社を置くスタートアップ、Anifie, Inc.(以下、アニフィー)が日本の富士通株式会社と提携し、ファン・コミュニティへの新しい体験を提供することを発表しました。この共同プロジェクトでは、富士通の最新技術である骨格認識AIを活用し、観客と選手との新たなインタラクションを可能にします。

プロジェクトの概要


アニフィーは、これまで音楽、スポーツなどの知的財産(IP)を活用し、メタバースやブロックチェーン、AI技術を基にしたコミュニティの熱量を可視化し、そのマネタイズ手法を最適化するサービスを展開してきました。今回の提携を通じて、ファンは選手の動きを新しい視点で見ることができるようになるのです。

まず、骨格認識AIによって、ユーザーは選手の動きをリアルタイムでデジタル空間で再現できるようになります。これにより、例えば選手のジャンプや技の詳細な動きなど、これまで見えなかった部分まで視覚化され、より没入感のある観戦体験が実現します。

実証実験と今後の展望


実際に両社は2025年10月にインドネシア・ジャカルタで開催される予定の世界体操選手権において、骨格認識AIを使用した新しい観戦体験の実証実験を行いました。この実験では、アバターが選手と同様の動きをし、観客はチャットを通じてコミュニケーションを図ることができる新しい形のファン交流も考えられています。

富士通のHuman Digital Twin事業部の藤原英則氏は、アニフィーとの協業を通じて、ファンに新たな価値を提供できることを大変光栄に感じており、今後も様々なスポーツにおいて新しい体験を提供していく意向を示しています。具体的には、体操、フィギュアスケート、ゴルフ、野球、ダンスなど、幅広い分野でのサービスを計画中です。

アニフィーの技術とビジョン


アニフィーは、コミュニティ内での熱量を可視化し、それを基にデジタルアイデンティティを形成することで、ユーザーそれぞれが自らの体験を最適化できるようにしています。また、ブロックチェーン技術を用いることで、安全に情報を保存し、ユーザーへの還元を図る仕組みを整えています。

さらに、アニフィーはスタンフォード大学の「StartX」やカリフォルニア大学バークレー校の「Berkely Blockchain Accelerator」に参加するなど、技術の研鑽を重ねています。CEOの岩崎洋平氏は、スタンフォード大学で学び、エグジットの経験を持つ実力派です。

まとめ


アニフィーと富士通の提携は、スポーツ観戦の未来を変える大きな一歩となるでしょう。骨格認識AIを駆使して開発された新たな体験が、ファンにどのような影響を与えるのか、今後の展開から目が離せません。


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会社情報

会社名
Anifie, Inc.
住所
2151 Michelson Dr., Suite. 200, Irvine, California
電話番号
650-490-0314

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