ERP導入の現状と企業の満足度が判明した調査結果
挑戦者支援を使命とするプロトスター株式会社が運営するSaaS比較メディア「起業LOG SaaS」は、ERP(基幹システム)の利用状況に関する実態調査を実施し、その結果を発表しました。この調査は、全国の会社員や経営者200名を対象に行われ、ERPの認知度、導入状況、選定基準、導入後の効果や課題を明らかにしています。
調査概要
- - 調査名称: ERP(基幹システム)の利用に関する実態調査
- - 調査対象: 全国の会社員・会社経営者
- - 調査方法: インターネット調査
- - 調査期間: 2026年6月20日~6月23日
- - 有効回答数: 200名
- - 実施機関: 起業LOG SaaS編集部(プロトスター株式会社)
調査結果サマリー
- - 会社員・経営者の54.0%が「ERPとは何か分からない」と回答し、ERPの導入率は17.5%に留まりました。
- - 選定時に重視されるのは「機能の網羅性」が39.3%で最多、その後に「操作性」37.7%が続きました。
- - 情報収集の多くは「各社資料の取り寄せ」で36.1%、次に「導入事例・口コミ」が24.6%となっています。
- - 導入企業の57.1%が満足と回答し、その主な効果は「経営の可視化」がトップに挙がりました。
- - 導入企業が直面する課題は「導入期間の長期化」と「データ移行」で、これらが多くの企業に共通する問題とされています。
- - 初期費用に関しては、約半数が「非公開・分からない」とし、回答した企業の大半は100万円以上が必要とのことです。
認知度の低さと満足度のギャップ
今回の調査で注目すべきは、ERPに対する認知が依然として限定的である点です。実に54%の人が「ERPが何か分からない」という現実があります。しかし、導入済みの企業の57.1%が満足しているという矛盾した結果も浮き彫りになりました。このことから、ERPの重要性とその効果の認知が遅れていることが分かります。
選定基準の重要性
ERPの選定において、最も重視されるポイントは機能の充実度です。機能の網羅性を重視する企業が多く、その次に操作性やサポート体制が来ることが示されました。これは、企業がスムーズにシステムを導入するために、機能だけでなく使い勝手も重視していることを反映しています。
課題と対策
導入企業が直面する課題はやはり導入が長引くことやデータ移行の問題です。特に、導入期間の長期化は25.7%が理由として挙げており、企業が効率的にERPを活用するためには、要件定義やデータ整理に十分な時間を割くことが必要です。業務をシステムに合わせる姿勢も重要です。
まとめ
ERP導入の現状は決して楽観視できるものではありませんが、企業の満足度は高い結果を示しています。導入を検討する企業にとって、複数社の情報を比較し、自社に合ったシステムを見極めることが一層重要になります。今後、ERPを効果的に活用するためには、まずは自身のニーズや業務プロセスをしっかり理解した上での選定が求められるでしょう。
詳細な調査結果や資料の請求は、以下のリンクからアクセスできます。
詳細記事・資料請求はこちら
資料一括ダウンロード