物流業界に革新をもたらす『梱包アシストAI』と『logiec』の連携
近年、EC業界における競争はますます激しさを増しており、企業はより効率的にコストを削減する方法を模索しています。そんな中、自動化ソリューションを提供する株式会社ROMSと、流通統合システム『logiec』を運営する株式会社はぴロジが連携を開始しました。この連携により、両社は物流業界に新たな風を吹き込むことを目指しています。
連携の背景と目的
現代のEC事業者は、資材価格や運送費の高騰に直面しています。特に、多種多様な商品の取り扱いが求められるアパレルや雑貨のEC業者にとって、複数のカートやモールからの受注データを一元管理することは非常に困難です。 総合的な物流コストを削減するためには、正確な梱包サイズの算出が不可欠です。ここに着目したROMSとはぴロジは、それぞれの強みを生かしたAPI連携を行い、物流の効率化を推進します。
連携の概要
今回のAPI連携により、『logiec』を利用しているユーザーは、自動的に最適な梱包シミュレーションを実行できるようになります。このプロセスには以下の主な機能が含まれます。
1. 商品マスタの自動同期
商品マスタは、商品サイズや重量情報を持っており、この情報を基に精密な計算が行われます。これにより、手動でのデータ入力が不要となり、ミスのリスクも低減します。
2. 出荷情報のリアルタイム連携
WMS(Warehouse Management System)において出荷指示が出されると、全オーダーに対して自動的に「どの資材に、どう詰めるか」を算出します。このリアルタイムの情報連携は、作業の効率化につながります。
ただし、梱包に必要なダンボール等の資材情報については、マスタ化されていない場合、別途の設定が求められます。
『梱包アシストAI』の特長
新たに提供される『梱包アシストAI』は、3DパッキングシミュレーションとAI技術を駆使し、梱包の最適化を支援します。これにより、「箱選びの迷い」を解消することができます。最大の魅力は、単に最適な箱サイズを提案するだけでなく、商品を「どの向きで、どの順番で」梱包すべきかを3Dビジュアルで視覚的に示す点です。
従来の最適化ソフトでは障壁となっていた「商品サイズマスタの事前登録」が不要なので、新商品の導入もスムーズです。AIは商品名やJANコードを基にサイズを自動すいのため、急激な変化に柔軟に対応可能です。また、同梱物や「割れ物注意」といった特殊な指示も表示され、新入社員でも一定の水準で作業を進められます。
まとめ
この連携により、両社は多品種多商品を扱うEC事業者向けの物流コスト削減と業務改善を実現することが期待されています。導入事例では、1件あたり10円から30円の配送料削減と、梱包判断に関わる作業工数の削減が報告されています。今後、双方の技術が進化し続けることで、より多くの企業がその恩恵を受けられることでしょう。
詳しい情報は
こちら をご覧ください。