DMMが挑む次世代モビリティへの革新
東京都の「グローバルイノベーションに挑戦するクラスター創成事業(TIB CATAPULT)」に合同会社DMM.comが採択され、新たな次世代モビリティ・ロボティクスの推進に向けたクラスター「MoRo」を創成します。このプロジェクトの目標は、私たちの生活や産業をより豊かにする革新的なソリューションの社会実装です。
TIB CATAPULTとは
TIB CATAPULTは東京都内の多岐にわたる業界やテクノロジーのスタートアップを支援するプログラムです。この取り組みは、スタートアップの協働を通じて、イノベーションを加速することを目的としています。採択されたクラスターは、3年間にわたり、20件以上の協働事例を創出することを求められています。このイニシアティブは、東京都の目的である国際的なイノベーションの創出にも寄与しています。
MoRo(.make Mobility & Robotics)の役割
DMMが創設したMoRoは、次世代モビリティとロボティクスの実装を進めるために、研究開発から現場での実装、さらには海外展開までをサポートします。クラスターには、多様な企業や団体が集まり、各社の技術や知見を結集することで革新的なソリューションを生み出すことが期待されています。このプロジェクトにおいては、製造や建設現場での課題解決のためのロボティクス技術の研究や、初期実装の支援などが含まれます。
クラスター構成企業
MoRoは、以下の企業と協働して活動します:
- - 合同会社DMM.com
- - 羽田みらい開発株式会社
- - IDATEN Ventures合同会社
- - イワキテック株式会社
- - 株式会社キョウデンプレシジョン
- - 一般社団法人DMM.make TOKYO
また、自動車メーカーや機械・電機メーカーなども参画する予定です。
TIB CATAPULTのキックオフイベント
TIB CATAPULTの開始を祝うイベント「TIB Global Day 2025 Autumn」が開催されます。ここでは、2025年度の新たなクラスターの紹介や、既存クラスターの体験談が共有されます。スタートアップや事業会社の皆さまは、是非ご参加ください。
- - 日時: 9月19日(金)13:30〜19:00(受付13:00)
- - 場所: 東京都千代田区丸の内3-8-3 Tokyo Innovation Base(TIB)1階
- - 参加費: 無料
詳細な参加案内は、以下のリンクを参照してください。
未来への展望
DMMは、2014年からハードウェア・スタートアップの支援に力を入れ、1,000社以上のプロジェクトを成功に導いてきました。「一般社団法人DMM.make TOKYO」を通じて、東京都と協力しながらものづくりの実証フィールドの運営を行い、スタートアップの育成を進めています。
MoRoにおいては、資金調達や技術検証、実証フィールドの提供など、モビリティとロボティクス分野のスタートアップが直面する課題を総合的に解決するための取り組みが進められます。これにより東京から新たなグローバルなイノベーションを創出し、社会実装を加速させることが期待されています。
DMMの多岐にわたる事業展開
DMM.comは、会員数4,507万人を誇る総合サービスサイトを運営し、1998年の創業以来、60以上のサービスを展開しています。エンターテインメント、ハードウェア開発、AI技術など多様な分野で革新を追求し続けています。とりわけ、あらゆるエンターテインメント体験をつなぐ「マルチエンタメ・プラットフォーム」の構築にも力を入れています。
こうした背景に基づき、DMMは今後も変化と進化を重ね、新しい挑戦に取り組んでまいります。