市民参加型イベント『東京いきもの調査団 2025秋編』がスタート!
2025年10月15日(水)、日々の生活の中で自然と触れ合う機会を提供する「東京いきもの調査団 2025秋編」がスタートします。このプロジェクトは、生物多様性の保全を目的とする株式会社バイオームと東京都が協力して実施。参加者がアプリ『Biome(バイオーム)』を通じて撮影した生物のデータを集め、その成果を「東京いきもの台帳」としてデジタルで記録する試みです。
参加の仕方はカンタン!アプリでいきものを撮影
市民ひとりひとりが調査員となり、アプリを使って身近ないきものの写真を撮影し投稿するだけで参加可能。参加者は、2023年に約12万件、2024年には約14万件の生物データを集めた実績を元に、さらに生物多様性に貢献できるチャンスです。調査は10月15日から12月15日までの期間中に行われ、誰でも気軽に参加できるのが特徴です。
ゲーム感覚で楽しめるクエスト
この秋の調査では、初心者から中上級者向けまで、全17種類のクエストが用意されています。各クエストには、特定の地域で投稿するミッションや特定のいきものを見つけるミッションなど、さまざまなチャレンジが設定されており、達成することで楽しみながら生物調査を行えます。ミッションをクリアし、調査の成果を上げることで、抽選で賞品もゲットできるチャンスがあります!
生態学習を促進する「ガイド」機能
各クエストには対象のいきものの探し方を紹介する「ガイド」ページが用意されています。このページでは生物に関する詳細な情報が提供されており、いきもの探しをしながら東京の生態系についても学ぶことができるのです。アプリを通じて楽しく知識を深められます。
現地イベントで特別な体験を
調査期間中には、現地イベントも2回予定しています。多摩丘陵と狭山丘陵をテーマにしたこれらのイベントでは、アプリを使った調査や自然観察会を実施。自然と触れ合うことで、多様ないきものの魅力を肌で感じることができる貴重な体験です。
- 日時:11月3日(月・祝日)9時半から14時頃
- 場所:多摩ニュータウン松が谷周辺の緑地
- 日時:11月24日(月・休日)9時半から12時頃
- 場所:狭山丘陵の東京側にある雑木林
詳細情報は公式サイトにて随時更新されるため、興味のある方はぜひチェックしてみてください!
「東京いきもの調査団」とは
「東京いきもの調査団」は、東京都内の生物多様性を保護するため、参加者みんなの力を借りてデジタル野生生物目録「東京いきもの台帳」の作成を目指すプロジェクトです。アプリを用いた市民協働型調査を通じ、専門家の調査確定と既存の文献・標本データを合わせて、東京の生態系を明らかにしていきます。デジタルマップ上では、いつ、どこに、どのような生物が生息しているかを可視化し、誰でも学ぶことができる環境を提供します。
アプリ『Biome』の魅力
『Biome』は、生物の観察を楽しむために開発された無料アプリです。国内のほぼ全種の動植物を収録し、独自のAIを使ってユーザーが撮影した写真から生物の名前を認識します。収集したいきもののデータは日々蓄積され、生物多様性の保全に役立てられます。2025年10月現在、アプリは120万ダウンロードを突破し、投稿は1,000万件に及びます。アプリは公式サイトからダウンロード可能で、ぜひインストールしていきもの探しに挑戦してみてください!
会社概要
株式会社バイオームは2017年に設立され、「生物多様性の保全を社会の当然に」を理念に、環境保全をビジネスにすることを目指しています。『Biome』の運営を通じて、生物多様性に関する独自のビッグデータと可視化技術により、科学と社会を繋ぐプラットフォームを構築しています。より多くの人々に参加を促し、共に地球を守る活動を広げていきます。